◆第16回秋華賞・G1(16日、京都競馬 場、芝2000メートル、やや重) 2番人気 のアヴェンチュラ(岩田)が4角2番手から直 線抜け出してG1初制覇。骨折のため春のクラ シックに出走できなかった素質馬が、見事に“ 秋の3歳女王”となった。1馬身1/4差の2 着に、7番人気のキョウワジャンヌ。1番人気 に推されたホエールキャプチャは、直線伸び切 れず3着にとどまった。また、桜花賞馬マルセ リーナは7着、オークス馬エリンコートは10 着に沈んだ。

待望のG1初制覇はならなかった。スタンド 前発走でも課題のゲートを決めたホエールキャ プチャは、中団からの競馬。4コーナー手前か ら動いて、直線に向くと外から懸命に末脚を伸 ばしたが、前の2頭をかわすことはできなかっ た。

この日は9、10Rともに内を通った馬が1 着。内枠だった上位2頭との枠順の差も響いた 。「内がきれいなのは分かっていたけど、入れ なかった。(3冠)最後のレースなので、何とかしたかった。よく上位にきてくれているけど 、勝ち切れなくて残念」と池添は悔しそうに振 り返った。

桜花賞2着、オークス3着、秋華賞3着。牝 馬3冠タイトルは手には届かなかったが、世代 屈指の存在であることに違いはない。「時計勝 負になると厳しいかな。もう少し内を走りたか ったけど。今後は栗東に滞在させるつもり」と 田中清調教師。次走はエリザベス女王杯の見込 み。11月13日に、この京都でリベンジを狙う。