台場の帰り
山手通りをひたすら行く
目黒を過ぎたところでふと思い出す
ほんの何度かしか歩いていないのに、あんまりにも思考が先行していた頃。
前方の車が右折のウィンカーを出すのに合わせて私もブレーキを踏む

気持ちは落ち着けど、諦めがきかないのは
あの印象的に歪める唇でまた笑いかけてほしいとねだるから。


あああああああああ
楽しい
あっという間に一日が過ぎていく


何モシテイナイ



壊してしまえ自分の手で
ため息なんて吐きません


お天気が気持ち良くて、Tシャツにビーチサンダルで出掛けてみる
他人がどう見るかなんて
最も下らないこと


知らないと言って確かめる
其れを咎めないで



私のウィンカーは最大限
あんまり後ろばかり気にしても居られないけれど

緊張する


時々どうしようもなくでたらめで泣きたくなる

こんなはずじゃなかったのに
始まりなんて掴めないままこうやって少しずつ薄れゆく


悲しみばかり受け止めるような毎日はもう辞めたい
そう思っていたのに
こうしてまた知らん振りをする
馬鹿みたい

引き算なんて下らない
増えないものならいいのです


そうしてまた愛に満ちた毎日に戻りたくなる