dadalionのブログ

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美味しい夕食を初めて会った人たちと食べる。

少し落ち着いたので、回りを見る余裕もでてきた。
今度はこちらからいろいろ聞いてみることにした。

どうやら、私の目指していた場所には間違いない。
最近は夜な夜な太鼓(ジャンベ)など皆で叩くことはほとんどなくなったそう。
この村は基本自給自足で、現金収入は、工事現場で日雇いとか、物販で稼いだりしているという。

アキさんの家にはパソコンがあった。
なんでも、兄弟がグァテマラにいてコーヒー栽培をしているらしい。
そして、アキさんはそのグァテマラ産のコーヒーを輸入して売ったり、祭で店を出したりしている。
※ここで言う祭とは普通のお祭りではなく、どちらかというと、トランス系だったり、昔で言うヒッピーのような自由でピースなイベントです。

この村にはまだ他にも数家族が住んでおり、その祭で知り合った人が遊びに来たりバーボさんのように気に入って住み着く人もいるそう。

いろいろ話をし、かなり疲れたのでこの日は熟睡…いや、爆睡。

つづく…
どきどき緊張してた。
まったく順序が逆だ…
バーボさんもほんの少し前に知り合ったばかりだし、面識もない人の家に上がってビール呑んで…
それに、ここにいるのだって勝手な思い込みで、無計画にいるわけだし…

怖い人だったらどうしよ…

男「バーボか…またビール勝手に呑みやがって…」

帰ってきたのは、白い髭を生やしたちょっとごつめな、しかし目は優しいおじさんだった。

そして、部屋に上がるなり勿論、この若造とも目が合った。

バーボさんの方を向いて…
男「誰?」

B「知らない」

え~~~っ‼

ちょっとちょっと~

B「帰りに拾った。ひで(笑)」

バーボさん冗談キツイ…本当だけど…

男「とりあえず、飯食うけどお前も食うか?」

※「すいません。いただきます」

B「俺もさーよくわかんねーんだけど、○○から一人で来たって」

※「はい。一人で電車とバスと徒歩で来ちゃいました」

男「えらい遠いところまで来たな」

特に動じるでもなく、ご飯の用意が始まった…

※「バーボさん。あの人は?」

B「俺の師匠のアキさん」

アキさんは手際良くご飯を作り、三人で食卓を囲った。

いただきま~す!

献立は忘れてしまったが、あっという間に完食したのだけは覚えてる。

A「なんで、こんな辺境の地に来たんだ?」

かくかくしかじか…一通り説明した。

A「ある意味すごいな(笑)」

B「昔の俺みたい(笑)」

はぁ~突然お邪魔してすいません…

つづく…
※注)書いている途中でどんどん記憶が蘇ってきたのですが…バボさんは、バーボさんだったのを思い出して、この号から変更しました。
二人を乗せたジムニーはまたしばらく、車一台通れる道を進んでいた。

「俺、居候だし俺ん家は泊めてあげられないから…着いた着いた。」

※(それ、俺ん家じゃないし…)

突っ込みたくなるの我慢しながら、車を降りた。
さっきと違って、大きめの家が登場。電気は点いてなかった。

「どうぞ、どうぞあがって!」

※「お邪魔します…」

バボさんは、自分の家のようにづかづか入り、明りを付けた。
おそるおそる、部屋へ上がらせてもらった。
広い居間の様な所に案内され、遠慮がちに座った。

「何かのむか?」

※「あ、はい!」

「ビールでいいか?」

※「いただきます!」

冷蔵庫を力強く開け、ビールを二本出し、渡してくれた。

かんぱーい!

喉乾いてたんだなー。めちゃくちゃ美味しかった。

※「てか、バボさん!ここって…」

「ああ、人ん家。」

※「えっ」

「ま、細かいことは気にすんな」

「多分もうすぐ帰ってくるから…」

いやいやいや…
うち帰ってきて、まったく知らない小僧が勝手にビール呑んでたら…

「ひでは、普段なにしてんの?」

※「あ、服屋の店長やってます」

「へ~…んで、何でここの事知ったというか来ようと思ったの?」

とりあえず、今までのいきさつを説明した。

「若さゆえだな(笑)」

ブルブルブル…

「をっ…帰ってきたぞ」

ものすごく緊張するのを感じた。

つづく…



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