新年を迎えてから最初に見られㇽ1月の満月は
「ウルフムーン」と呼ばれています。
直訳すると
「オオカミ月」です。
2024年㋀26日19:03撮影
「ウルフムーン」名前の由来は?
新年を迎えてから最初に見られる1月の満月は、
「ウルフムーン」と呼ばれています。
日本語に直訳すると「オオカミ月」です。クールな呼び名では.ありますが、
月とオオカミとの関係性について
不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
アメリカの農事暦では、
月ごとの満月にそれぞれ名前がつけられています。ウルフムーン以外にも、シバザクラ(ハナツメクサ)が咲く時期の4月はピンクムーン、イチゴが実る時期の6月はストロベリームーンなどの名称があります。
これらの名称は、アメリカ先住民が満月に独自の名前をつけることで、季節の変化を捉えていた伝統に由来しています。
また、ウルフムーンをはじめとする満月の名称は、その月の満月を含む1か月の呼称にも用いられていたようです。
アメリカ先住民が暮らす地域では、夜が長く寒い時期に1月の満月を迎えます。木々や低木が休眠期に入り、野生の花の種が発芽を待つこの時期は、生命を育む次の季節に備えて土壌を休ませる時期ともいえます。
静かな夜、地上では静寂を破るオオカミの遠吠えが響き渡ったことから、1月の満月の名称「ウルフムーン」が生まれたとされています。