皆様へ。

こんばんは☆

ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。

2015年、はじめてのブログになります。

昨年後半は、はなかなかブログが更新出来なかったけど、

今年は少しずつ言葉にしていきたいと思っています。

今年もよろしくお願いします。


昨年は結婚、妊娠、出産という、人生にとってとても大きな変化がありました。

妊婦になって、想像以上の環境への戸惑い、心境の変化、

言葉にする事がすごく難しくて、なかなかブログが書けませんでした。

ごめんなさい。




昨年末、ニコが生まれてから1ヶ月と12日が経ちました。

時間が過ぎるのは本当に早いもので、子供の成長も想像以上に早いものです。


先週、母子1ヶ月検診が終わり、

2600gと少し小さく生まれたニコだったけど、今では4100gと元気いっぱいに育っています。

小さく生まれた事なんか忘れてしまうくらい、毎日たくさんミルクを飲んで、いっぱい泣いて、

私の手を握る力もとても強くなりました。



私の出産は、予定日近くに入院をして和通分娩の処置をし、翌日出産という計画分娩でした。

入院一日目は、もうやるしかない!という覚悟で未知の傷みへの怖さよりも、

辛かった妊婦生活が終わる!という思いと、10ヶ月も私のおなかで育った我が子に早く会いたい!という気持

ちでいっぱいでした。

点滴や背中からの麻酔を終え、微弱ながら陣痛がはじまりました。

翌日には陣痛促進剤で少しずつ陣痛が強くなりました。


入院2日目、赤ちゃんも私もがんばったのだけど、破水はしたものの、夜になっても生まれませんでした。

丸一日、すごく疲れてしまって、翌日に再チャレンジという事になりました。

赤ちゃんと会える!と思っていたから傷みに耐えられたけどすごく悔しかったし、本当に無事に生まれてくれる

のかという不安で、この日の夜はたくさん泣いたのを覚えています。


入院3日目、朝からまた陣痛促進剤で陣痛が強まりました。

すごくすごく痛かった。。。

夜になり、分娩台で精一杯いきみました。

赤ちゃんの頭は見えていたようだけど、なかなか出てこれなくて、、、

この2日間の疲れと不安で、過呼吸が出てしまい、陣痛とWで辛かった。。。

過呼吸でパニックになってしまって、分娩台の上で先生に”帝王切開でお願いします!!!”

って、泣きながら何度も伝えました。

折角、ここまでがんばったのだから、と説得されたけど、10年振りくらいの過呼吸は私に半端ないくらいの

パニックを起こさせました。

前日に破水をしてしまっていたので今日中に出産しなければ赤ちゃんも危険になってしまうという事もあって、

急遽帝王切開になりました。

正直、かなり壮絶でした。


そして、地下の手術室で帝王切開手術を終え、私のおなかから出てきた赤ちゃんはすぐに

”おぎゃー”と大きな声を聞かせてくれました。

すぐに赤ちゃんを顔のそばで見せてくれたけど、

3日間の分娩が壮絶過ぎて、私は目を開く事もままならなかった。

お部屋に戻った時は、ママや旦那ちゃんが赤ちゃんの写真を撮ったり、すごく嬉しそうだったのは

覚えているけど、疲れ果てた私は目を開ける事も、家族を見る事も出来なかった。

正直、精神的に体力的に、限界を越え、幽体離脱状態だったような記憶です。

そして、安定剤と睡眠薬を投与されて、翌日の朝までぐっすり眠ったようです。


翌朝、目が覚めると、赤ちゃんに会えない.......という気持ちになりました。

看護師さんに、

私赤ちゃんに会えません。

しばらく一人にしてください。

と、意識が朦朧としながら伝えました。


え???

って感じでしょう。

母親なのにひどい。

とお思いでしょう。


これは、

母親になる不安や昨夜までの大きな出来事、極限の疲れなどなど、

急激なホルモンの変化によるものらしいです。

半数くらいの方がなるので、不安にならなくていいのよ。と看護師さんに励まされ、

何故かとにかく涙が出る。たくさん泣いて過ごしました.

午後になりママが来て、ママの顔を見たらすごい安堵感に包まれ、

無性に赤ちゃんに会いたくてたまらなくなりました。


そして、この手ではじめてニコを抱きしめました。

あまりにも小さく、どのくらいの力を入れていいのか、

大変な出産だったのにがんばってくれた、こんなに大きな声で泣いてくれるニコが愛おしくてたまらなかった。

涙がいっぱい出てきました。



10日の入院中は、産後鬱による精神不安もあったり、

病室という閉鎖された場所に慣れなくて脱走してみたり、

ニコが黄疸で検査入院したり、

本当に壮絶な出産だったと思います。



そして、自宅に帰ってきてからは、

夜泣きやミルク、おむつで目紛しく一日が終わってしまうし、睡眠不足も半端ない。

育児という新しい生活に戸惑いながらも、

毎日少しでも新しい発見が出来るように、

どんなに大変でも少しでも笑える時間が長くあるように、

がんばっています。




言葉では書ききれないくらい、本当に沢山の想いでいっぱいです。

美しい、きれいな言葉だけでは過ごせないのが人生であって、

偽る言葉も見つからない。


弱さを隠す為に着飾る事も、

本当は小さな心を、大きく見せるような強がりもきかない。



それが私にとってニコという女の子。


この女の子の人生を大切にしたい。






そして、

最後に。



母親とは偉大だ。


私のママはすごい。

ママの愛情とパワーは偉大だ。

私はママには到底かなわない。


私もニコにとって、ママのようになりたいよ。

少しずつでも..........。