知人の弟さんにお会いしました
私がいた回復期のリハビリ病院に知人の弟さんは転院が決定しました。
知人に頼まれて一緒に弟さんの病室に行ってみました。
行ってみてびっくり!
発症して1ヶ月ちょっとなのに、麻痺はかなり軽く、麻痺側の右手でスプーンを持って食事をしていました。
私なんていまだに麻痺側で物をつかんで放すことすらできないのに・・・
もっとも後遺症は麻痺だけではないわけです。
私自身発症して7年目、ここまでくると、片麻痺評論家と名乗ってもいいのではないかと思うくらい、解説はできる状態になっています。
ちょっと話をしただけですが、彼は、他の障害があるんだなあと感じました。
また障害ではありませんが、まだ自分の現状を理解していないというのも感じました。
そうこれは、私もそうだったのですが、麻痺側が動かないということはわかっているけど、それを受け止めることができない。
彼は「トイレだって、車椅子に乗るのだって自分でできるんだよ。それなのに、一人でやってはダメだって言うんだよ」
とかなり困惑していました。
そう、実際は一人ではまだできないのですが、麻痺が軽いこともあり、やればできるという思いがあるのかもしれません。
私のときは麻痺が重かったから、やってもできないからそういう面では、あきらめというか受け入れていましたけどね。
つらい現実を受け入れるのはやはり時間がかかる・・・のです