あっという間の一年でした


脳内出血発症して一年二ヶ月が経過していた一年前の2010年9月。

「車運転の再開」「介護度再認定」という二つの出来事がありました。


車運転の再開


「車の運転をしてもいいよ~」というドクターからの一言は私にとっては驚きの言葉で、まさか運転を再開できるとは思っていなかったわけです。

車運転のおかげで行動範囲はとてつもなく広がりました。

そして一年が経過したわけですが、今ではリハビリに通ったり通院に使用したりと私にとっては必要不可欠なものになっています。

毎日ではありませんが夫の送り迎えに使用することもありますし、実家の両親の所に行きやすくなったのは一番良かったことです。


介護度再認定


介護保険を利用してのリハビリだったり福祉用具を借りています。

最初の認定はリハビリ病院に入院中の時で、まだリハビリを始めたばかりの時でした。

まったく左手足は動かない、トイレも着替えもお風呂も介助が必要だった時ですが、それでも年齢が若いと一番悪い介護度にはならないらしいですね。最初の介護度は「要介護2」

で去年はひとつ良くなって「要介護1」になりました。

「要介護1」からは軽度認定ということでそれまで借りていたベットは介護保険では借りることは出来なくなりましたが、軽度認定用のベットを自費で借りることになりました。

私の中では福祉用具の貸与はなくなったとしてもリハビリが無くなる事だけは避けたかったわけです。

指が開かないと言うのは、普通の動作をしていく上で致命的です。

とにかく自分の可能性にかけたいし、可能性があると信じているので。

そして今年も介護度再認定がありました。

自分の中ではリハビリのおかげで日常生活も不自由なくすごせているし、歩きは特に大進歩、それでも筋力不足でのバランスを崩すこともまだあるし、まだまだなんです。

手は相変わらず指は開かないけれど、肩周りの動きは良くなっていますね。それでも腕を伸ばす動作は難しいし課題はいっぱいです。

今回の介護度はまたひとつあがって「要支援2」になりました。

毎年トントン拍子に良くなっているけど、これからしばらくは横ばいかなあ

リハビリ卒業になるまで頑張ってリハビリは続けたいです。


余談


介護度再認定の調査では「日常の○○はできますか?」という質問が何個かあります。

例えば「着替えやお風呂は一人でやっていますか?」と言った具合です。

今回「爪切りはどうしていますか?」との質問に「夫が切ってくれています」と答えたら、今回の調査員は私よりちょっと上ぐらいの女性の人だったのですが「あら・・・いいですねえはずかしい」だって・・・ハハハ・・・