６月のある日の出来事。
会社から 自宅に帰宅すると 我が家の敷地内から お隣さんと組長さんと
最近よく見かける 小学生の女の子が出て来た。
なんだ？なんだ？
我が家に住み着く 飼い主のいる猫 ふじこちゃんが 何かしたのか？
驚いて 車から降りると・・・・
どうやら その小学生の女の子が 私が ２０１１年に出会い
２０１２年に ＮＰＯ法人さんに手伝って頂いて
ＴＮＲした４匹のうちの 現在 唯一生き残っている
ミケちゃんが 欲しいとの事・・・。
実は ミケちゃん ふじこが我が家に居ついた事もあり・・・
お隣さんが ミケちゃんを 可愛がって下さり ご飯まで貰っています。
私は その女の子に ミケちゃんの推定年齢を伝えました。
お母さんは 飼ってもよいと 言ってるかどうか確認。
どうやら 飼いたいのは別の女の子。
だけど その女の子が どうしても あの猫がいいと・・・。
そしてミケちゃんを追いかけまわしたらしい。
ふじこは 恐怖の余り ダッシュで逃げたとの事。
しかも 飼うのは外で・・・・ 家の中には入れないって事らしい。
ミケちゃん 若い頃の写真
私は その女の子に 外で飼うのなら まず 居つかないし
このミケちゃんは １０歳を越えているし
私達でも触れない位だから 懐かないと思うよと・・・
しかも 外で飼うのなら 連れて行くのは止めて欲しいな。
今はね 猫を譲ってくれる所でも 室内で飼う事が条件で
外で飼うのなら 譲って貰えないんだよって・・・
組長さんも お隣さんも そうなんだって 真剣に聞いて下さった。
がっ・・・小学生４年生くらいかな・・・・
何度か 説明しても 全く聞く耳がなくて・・・
それどころか どうしても ミケちゃんがいいと大騒ぎ。
そうして 今度は 猫を飼いたい張本人の 女の子登場。
お外で飼うのなら 無理やり連れて行くのは止めてねと説明。
そして また 同じ説明をして 後 ふじこは飼い主がいる猫であるから
連れて行くのはダメだよとも 付け加えた。
すると 最初にいた女の子が 猫を飼いたい女の子に
家の中で飼うと 嘘をつけと・・・・
オイオイ 聞えてますから・・・。
命だからね。 可愛いだけでは飼えないんだよ。
無理やり連れて行って 懐かない やっぱり飼えないって
何処かに置いて来たら 猫が 可哀想だよ。
ミケちゃんは もう１０年以上 おばちゃんとお隣さんで
ご飯 あげているんだよ。
だけど 知らない場所に置いていかれたら ごはん 食べられなくて
死んでしまうかもしれないよって・・・
言ってるんだけど 全然 通じなかった。
お隣さんが こっそり ミケちゃんも ふじこも 捕まらない
大丈夫だよ。と私に言った。
顔見ただけで 物凄いスピードで逃げたくらいだからって・・
だけど 私は 少しでも 伝わって欲しかったんだ。
命の重さを。
その女の子達から 色々質問されたから 精一杯応えたつもり。
ミケちゃんと ふじこは 諦めてくれたけど・・・・
まだまだ 伝わっていないんだなって 改めて思った。
小さい頃から 命についての道徳の時間 学校の授業に
取り入れて欲しいな。
殺処分の話は 衝撃的かもしれないけど そういうの隠さず
学べるような授業時間あればいいのに。
変に隠して 美化しても 仕方なかろうって思う事柄が多すぎる。
幼いから 理解不能な事もあるかもしれない。
だけど 伝えなければ 知らないままだ。
彼女たちは 本当に 普通の小学生で まだまだ 純心で
まだ 理解出来ないのかもしれないけど・・知らないと考えないから。
何かを知って 考えるという事は とても必要だと思う。
だから 尚更の事・・・命の重さ 知って欲しかった。
可愛いから欲しい そこには 命に対して責任を持たなければならない事を。
まだまだ 小さな子に限らず 大人でも 命の重みを考えない人達がいる。
どうか・・・ １人でも多くの人に・・・命の重みが 伝わる事を願う。
読んで下さってありがとうございます。