え？
日本では、犯罪統計上の「殺人罪（刑法第199条）」として、令和4年（2022年）に認知された件数が 745件となっています。
このうち「死者数（死亡被害者数）」としては 335人 となっています。
もし「殺害された人の数」をもう少し広く「他殺による死亡者数」などの観点で探したい場合もできます。
日本における「他殺（殺人等によって死亡した者）」の統計について、確認できる最新データを共有します：
✅ 主な数値
- 「他殺」による死亡者数は、令和2年（2020年）で 251人 です。
- 死因統計で「他殺（20300番台）」として分類されている年度の一例で、死亡数516人と記載されているデータもあります。
- 年次推移を見ると、例えば2015〜2018年にはそれぞれ約314人・290人・288人・272人と減少傾向にありました。
- 都道府県別のデータでは、2018〜22年の5年間平均で年間「他殺」死亡者数が多かった県の1位は 神奈川県（24人）など。
- 日本の「他殺死亡率（人口10万人あたり）」は非常に低く、10万人あたり約0.21人という推計もあります。
⚠️ 注意点・補足
- 「他殺」という分類には、すべての殺人認知件数／検挙件数が反映されているわけではありません。例えば、警察の「殺人認知件数」と死因統計の「他殺による死亡者数」は必ず一致しません。
- 上記数値は「死亡者数」であり、「認知されている殺人事件数」や「検挙件数」とは別の指標です。例えば、死亡に至らなかった殺傷事件はこの「他殺死亡者数」には含まれません。
- 年によって報告・分類方法・データ収集の体制が異なるため、単純に比較するときは“同じ定義・分類”かどうかを確認する必要があります。
- 都道府県別の“死亡地”／“届出住所地”による違いなどもあります。
もしよければ、直近5〜10年の年度別推移（年ごとの「他殺による死亡者数」）を表で出しておきましょうか？