適当にボウリングしてたらちょくちょく高回転の掛け方と球速の出し方を聞かれるんだけど個人的には強い下半身を作るしか無いと思う。


俺は先生きどりが大嫌いだからアドバイスはしないけど個人的な考え方を記載しとく


まず高速高回転に腕力や手首の強さはあまり関係ない。
腕力で回転数もスピードも出ません、7kgのボールを振り回せる人間なんてそうそう居ねーから。


片手投げも両手投げのトッププレイヤーも下半身が全てだと思う。片手投げで高速高回転を出せる人と言えば〜EKタケットかロバートスミスじゃねーかな?


個人的には全盛期のロバートスミスが一番強い球を投げてたと思う、あれは惚れる。


2006年JAPANCUPのロバートスミスが本当にカッコいい、球速、回転、フォームどれをとっても。投げてるボールの回転音が他のボウラーと次元が違う。



強靭な下半身ってなんぞやって話だけどしっかりつま先と膝を倒して蹴り足でしっかり地面を蹴り上げてスライドして踵で止まる、んでリリースする瞬間の無重力空間みたいな状態の時に手のひらからボールを押し出す、これだけ。


俗に言うフラットスポットを長く作れたら勝手に回転数とスピードがつく、これ下半身が弱いと無理。下半身が弱い人ってまず深い前傾を作れないから身体が起きてる。


身体が起きてると手のひらでボールを押せる時間が短くなる、だから球速が遅くて回転数も低くなる。


腰を痛めた人とか普段から運動しないおじさんには厳しいと思う。



両手投げでやっちゃ駄目なのは
・姿勢が起きてる
・左肩を引かない
・左手を離すのが遅い
・半身にならない
・利き手の肩を下げない
・身体からボールを離す


必ず
・深い前傾姿勢
・しっかり左肩を引く(前からみたら顎の後ろか顎の下にくるくらいには)
・左手は軸足の踵のより手前で解除
・半身になる、がっつり半身で
・右肩はしっかり下げる、下げれば脇がしまりやすくなる
・身体からボールを離さなない、ちょっと当たる位には近づけよう



深い前傾の選手と言えばアンソニーサイモンセンとカイルトループ、この二人はかなり参考にした。


カイルトループの若い頃の前傾を見て欲しい。
こんな奴いねーから。

14と15を見ると分かるけど深い前傾。

相当な下半身の強さと身体の使い方がうまい。




木田大輔プロの13と14コマと見比べるとどれだけ深いか分かる。



アンソニーサイモンもカイルトループも最近はめっちゃ姿勢が起きてるけどね、歳なんかな…(笑)


まあ投げ方なんて十人十色、俺はお尻を引く、身体をくの字に折る、左肩をしっかり引く、踵で止まり手のひらからボールを押し出すように投げるってのに落ち着いた。



あとは手首を回さない、指先でボールを引っ掻き上げない、肘を前に向けるって意識があれば両手投げは何となくできるよ。


左手はボールが落ちないように添えてるだけです。両手で回転掛けるとか意味わからない事言う人いるけど(笑)バスケでシュートする時とか左手添えるでしょ?


左手は利き手をリラックスさせるだけです、両手投げで左手と右手で同時に投げると全く回転掛かりませんから。


左手を離す→右手でボールを押し出す→ボールの重さで自然と手のひらから自然にボールが落ちる、これだけ。


両手投げのボールスピードをあげる方法で助走を速くするって方法もあるらしいが俺には出来なかった。タイミングが取れない(笑)、走るってのがホンマ分からん。


※俺は人間なので常にアップデートされてます。考え方が変わる事がよくあります。今日言った事と違う事を明日言うかもしれません。