{1DF70A2B-D7F9-43F2-8054-BB354849C446}※あえてアップする写真の数を制限します。

 

 

 

 

 

まず、みんなに伝えたい。

ここは観光地としていくのではなく、学ぶために足を運んで欲しい。

そして是非、若い年代のうちに。

 

 

 

 

 

《アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所》

名前くらいは聞いたことあるでしょう。

第二次世界大戦、当時多くのユダヤ人が虐殺を受けたという事実を。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナチスのヒトラーは何故ユダヤ人虐殺を行ったのか。

まず、ユダヤ人について理解を。

 

 

 

ユダヤ人の歴史について遡るとかなり大変なのでざっくりと。

 

すでに、12世紀〜13世紀頃には西洋社会ではユダヤ人に対して容赦ない仕打ちがされていました。

その後、どの国家にも属さない(属せない?)ユダヤ人は世界各国に生活拠点が分布。

その土地で生き抜くため、異常なまでに教育に力を注ぎたくさんの知識を習得したようです。(ユダヤ教の教えの中に、勉学こそ神に仕えること。いう教えがあるようです。)

 

 

その結果、西洋世界に多くの優秀なユダヤ人が輩出されます。

ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人だそうです。

例)アインシュタイン、スティーヴン・スピルバーグ

 

 

 

また、貿易・金融に携わるようにもなりその分野にも強みを見出しました。

今なお日常にある保険制度や株式制度の原型を作ったのもユダヤ人であるという説があります。

 

 

 

つまりは、権威権力で支配してきた国家からすると優秀なユダヤ人が邪魔だった。

いや、むしろ羨ましかったんですね。

そうです、嫉妬です。そんな嫉妬心や嫌悪感からユダヤ人の迫害が始まってしまったんです。

 

 

 

 

さあ、話を戻しましょう。

こんなユダヤ人の歴史背景もありますが。

 

 

 

ここで考えてみよう。

①当時、先進国であったドイツが虐殺を行った事。

②ナチスドイツのトップのヒトラーは国民選挙で選ばれていた事。

③同時に、ドイツ国民が物事の分別ができなかった事。

 

 

 

今回、ガイドをお願いした中谷さんがおっしゃった一言。

「国が発展するときこそ気おつけなければいけない、見えなければならないものが見えなくなり、そして後になって誰かに責任転換する。」

「だから教育は重要である。」と。

 

 

ポーランドの学生は授業の一環で必ずここへ来るという。

当時の時代背景を学び、あった事実を受け止め感じ、考える。

そして、急速に変化する世の中に対応できるよう歴史と現在を照らし合わせ、

同時に自分たちの将来についても考える。

 

 

 

これは個人的な意見だが、

社会科見学必須として日本の学生も1度は広島の原爆ドーム&博物館の見学をするべきではないだろうか。戦争を体験した世代の方々が少なっていき、自分たちの国で起きた歴史に関して知らないでは恥ずかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパ各国から伸びている第2収容所へのレール。

西はオランダからも箱詰めされたユダヤ人の貨物車がここへ到着したようだ。

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収容所へ到着したユダヤ人は医師によって労働力になるかどうか選別を受け、労働力にならないと判断を受けたものはそのまま「ガス室」へ送られました。
彼らの生死はたった1人の医師の判断によって委ねられていたのです。
そして約90%近くの人々がそのままガス室へ送られたとされています。
 
 
「消毒のためにシャワーを浴びろ。」と脱衣所に通され、シャワー室へ向かう人々。
実際にシャワー菅から水は出ることがなく、天井に開けられた小さな穴からガス管が投げ込まれそのまま隣の焼却炉へと運ばれるのでした。
 

 

 

 

 

 

 

一方、労働力として生き延びた人々生活も生きていると言えるものではありませんでした。

 

 

 

食事は労働に最低限必要な栄養のものしか与えられず

ダブルベットくらいのスペースに5人が詰め込まれ

与えられる洋服はペラペラのパジャマのみ

とてもポーランドの冬を乗り越えられるものではなかった。

 

 

 

有名な《死の壁》

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ナチス軍に反抗したものはここで銃殺された。

しかも、銃声が聞こえるようこの壁はユダヤ人たちが収容された建物の隣にある。

 

 

 

そして、ナチス軍が直接ユダヤ人に手を加える時はこのように銃殺などをする時だけ。

労働者の管理やガス室の遺体の処理等は同じユダヤ人に行わせていた。

ナチス軍当人たちが精神的苦痛を受けないよう、汚い部分は全てユダヤ人にやらせていたのだ。

ユダヤ人の中でも格差をつけ、大きな暴動を起こさせないようきちんとしたシステム化されていたという。

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アウシュビッツ収容所の訪問者は毎年増えているそうです。

知識として知っているだけではなく

ここへ来て何を見たか、感じたかだけでなく

大事なのは「何を考えたか。」

そして、ここで自分の価値観をもう一度磨き直す機会でもあると考えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

でわでわ、Bye!!!!!!!!

 

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