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【1日目】

この夜、俺の寝どころはドクターの一言で突如変わった。

 

 

 

19:10 耳鼻咽喉科に到着。

19:30 直ちに入院することを伝えられる。

 

 

そう、自分が思っている以上に症状は深刻だった。

医者の診断結果は。

「外鼻孔瘍脳」

 

 

本当は、みんなで楽しくフォアグラを食べるはずだったんだ。

宿でみんなが食べているフォアグラを横目に僕は荷物をまとめる。

 

 

21:20 入院先の病院に到着。

21:50 とりあえずの処置をされる。

 

 

これがまた痛い

以前は下半身麻酔のために1番痛いと言われている腰に麻酔薬を打たれた。

今回もかなり繊細な場所に打たれた。

 

 

みんなもあるだろう。

鼻と唇の間にニキビができた経験が。

そう、あそこだ。

 

 

3本の注射が打たれ

刺さるような痛さと同時に

薬が入っていく感覚が伝わって来る

 

 

余計に神経が研ぎ澄まされているせいか

 

 

メスを入れ傷口をひらき膿を取りだす。

膿を取り出す作業は他人にやってもらわないと出しきれない

自分では痛みに耐えられないから

 

 

 

出てきた膿がこれまたナイスサイズ

パチンコ玉よりは少し小さいくらいだったか

 

 

それを見たときは苦笑い

こんなもんが溜まっていたんだからそりゃ〜ね

 

 

 

実は、数日前から頭痛と謎に顔面に痛みが出始め

2日間寝られずにいた。

可愛い小指で鼻くそがほじくれなほどに両方の鼻の穴は腫れていたのだ。

 

 

 

 

また無様な姿に。

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3人部屋へ通される

他に患者さんはいない

聞こえるのは外の冷たい風音とナールコール

初めての入院だけに、その音が僕をさらに寂しくする

 

 

 

1日目はそこまで不安感はなかったものの

何故か1時間ごとに目が覚め、落ち着きのない初日。

 

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【2日目&3日目】

 

朝06:00 看護婦さに起こされ抗生剤を投与される。

 08:30 朝ごはん (ハンガリーの朝と夜は質素らしい。それでも質素すぎる)

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 09:00頃 治療の時間

前夜と同じように鼻の穴を洗浄

乾ききったガーゼを取りだされる。

(多分痛みとしては、ほっしゃんが鼻にうどんを通すときくらいの痛みの感覚じゃないだろうか。地味に痛い)

そしてグリグリと膿を取り除く。

 

 

 

そりゃ〜痛いよ。

でもね、たいしたことないと思い込む。

人間思い込みは怖いけど、ときには思い込みも必要。

 

 

 

実は、入院前ブダペストで泊まっていた日本人宿には日本の漫画が充実していた

久しぶりに「リアル」(井上雄彦作)を読んでみた。

毎日誰も訪問者がいなく、毎日ベットで天井だけを見つめ、治療&キツイリハビリの生活のシーンを直前まで読んでいた。

(登場人物の中に「高橋信久」という高校生が登場するのだが、彼は高校3年最後の大会前にトラックに引かれるという交通事故に遭い、車椅子生活を余儀なくされた。)

 

 

 

直前に読んでいただけに入院のイメージがそれになっていた。

だって、異国のこの地で当然訪問者はいない。

言葉は通じない。

漫画やドラマのように可愛い看護婦さんはいない。

 

 

 

漫画「リアル」ほどのキツイ生活と比べたら何のことでもない。と思い込んだ。

 

 

 

 

そして翌日も同じ繰り返し

1番期待したい食事もおやつ以下の内容

朝、夜は食パン1枚・・・・・チーン。

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【4日目&退院】

 

4日目の朝

今日も同じ繰り返し。

そして、今日の検診で明日には退院できるんじゃないかと告げられる。

 

 

 

そして翌日!

言葉通り、順調に回復へ向かっているということで退院の許可が下りた!!!!

 

 

 

 

長かった・・・・・・・・・・

あ〜長かった・・・・・・・・

いい病院ダイエットだった。

 

 

 

 

でわでわ、Bye!!!!!!!!

 

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