評価は良いけれども

YUKIの好みではなかったです。




柔らかなタッチの中に重みと深みのある美しい絵に

大胆な構図で素敵だとは思うんですが、

話の季節が冬ということもあり雪がしんしんと降り積もり、

静寂に包まれた空気や

全体的に陰のある雰囲気が好みじゃなくって

なかなか手にとって読み始められなかったんですよね。

表紙から受け取る印象がよくなかったんです。



そんな気持ちで読んだものだから、

世間のレビューはとても良いけれど

YUKIにはちっともピンとこなかったです。



やはり絵本にも相性があるし、

第一印象で「なんとなく違う。」と感じた本は

心に残りにくいし、感じるものがないもんですね。



けれども、この絵本で焦ったことがあって

冒頭、サンタの存在を信じる主人公に

「サンタなんて、どこにもいないんだよ。」

と友達が言ってくる

といった内容が書かれていたので、

サンタの存在を疑うことすら知らない長女ちゃんに

サンタの存在を疑うきっかけを与えてしまったか!?

とヒヤヒヤしました。

絵本を読んだ後、それとなく確認しましたが、

ちゃんとサンタがいると信じてくれているみたいです。

よかった~~(^^;



文章も長いですし、サンタの存在バレの危険もはらんでいるので

この本は小学生以上が読むほうがいいと思います。