実は


とある男性に


付き合って欲しいと言われている。


もちろん


私がバツ2で


3人の子持ちだと言うことは伝えてある。


それでも気にしないとのこと。


ホントかなぁ。



取引先の人で


とても温厚で素敵な人。


私も少しずつ惹かれていった。


でも


子供達を置いて会うのも気が引けるし


子供達を連れて会うのも気が引ける。


ここで提案された。



「お昼休みにランチに行きましょう。」



会えば会うほど素敵な人だと伝わってくる。


話題も豊富で話が尽きない。


私のくだらない話にも、ちゃんと耳を傾けてくれる。


こんな人とお付き合いできたらどんなに幸せだろう。


いつしかランチが楽しみになっていた。


でも


私なんかじゃなくて


もっと素敵な女性は世の中にたくさんいる。


何故私なんだろう。


何か下心でもあるのかな。



穿った目で見る私の心を見透かしたかのように


こう言った。



「好きになるのに理由なんかない。気づいたら好きになっていた。


君が振り向いてくれるまで根気よく待つから。」



嬉しい。


こんな私でも


幸せになってもいいのかな。



でも


分かっていた。


絶対祝福してくれない人がいることを。


わざわざ会社に電話してきたのは


もちろん


元主人。