そのままソファーで寝てしまった私達。



夜中に寒くなって一度起きたけど



毛布を1枚持って来て



2人で包まって再び眠りについた。



明け方目を覚ますと彼が私を見つめていた。




「お早う。何見てるの?」




「おはよ。夢じゃなかったんだなーって思って。なんか‥‥嬉しくて。」




そう言いながら



私を愛おしそうに見つめる。



照れ隠しに私が彼にキスをしたら




「そんなことしたらまたヤリたくなっちゃうじゃないか!」




そう言うや否や、腰を掴んで高速で突いてきた。




「あん!朝から、もう!」




「ありが悪いんだよ!ありがキスなんかするから!それに‥‥すんなり受け入れられる状態のくせに!」




‥‥ホントだ。



夕べの私とはまるで別人だ。




それにしても気持ちいい。



彼の舌があちこち這うたびに吐息が漏れる。




時計を見た。



子供達が起きるにはまだまだ早いけど



急に起きて来る可能性もある。



私達がこんなことをしているのを見たら卒倒するだろう。



でも‥‥止まらない。



もう少し



もう少しだけ



あぁ、もうダメ‥‥



 

「んんん!!!!」




またしても2人同時に果てた。



私達って



こんなに相性良かったっけ?





気づかなかったけど



足元にチョコがいた。



まるでぬいぐるみのようにちょこんとお座りしていた。



ん、お利口さん。




このことはみんなには内緒だよ?