平日は無理だけど



週末は片道1時間かけて私達に会いに来てくれた主人。



会うたびに顔が変わると言いながら



次女の写真をたくさん撮っていた。



すると長女がヤキモチを妬き



とーしゃんとーしゃんと纏わりつく。



もう可愛い可愛いとデレデレ。



子供3人育てるのは大変だから、あなたも手伝いなさいよと、お義母さんに何度も言われていた。




いつまでも居ていいのよと言われたけど



やっぱり家のことが気になる。



主人をいつまでも1人で置いておくわけにはいかない。



しかし



俺のことは大丈夫だから、もう少しいたらいいよ。



そう言ってくれたので



お言葉に甘えてもうしばらくお世話になることにした。




やがて仕事が忙しいのか



週末に帰って来なくなった主人。



身体が心配。




2ヶ月が経過した頃



帰ることにした。





久しぶりの我が家。



意外と綺麗だった。



忙しいのにこまめに掃除してたのかな?




次女が泣き出したので先ずは授乳。



ソファーに座り、部屋を見回す。



うーん、やっぱり綺麗だ。




そこへ玄関ドアが開く音がした。



時計を見たらまだ夕方の5時半。



もしかしてお義母さんが連絡してくれて



早く帰って来てくれたの?





しかし




リビングのドアが開き




中に入って来たのは




青木さんだった。