皆さんこんにちは!今日21歳になりました(笑)eat_happyの小畑です!
今週から7月一杯は肥料編を、4週に分けて投稿します。
まず第1週目の今回は、肥料の種類編です!
プランターで家庭菜園でも、何ヘクタールも畑を持っている農家さんでも変わらず必要なものが、肥料です。肥料は、大きく「化学肥料」と「有機質肥料」に分けられます。
化学肥料とは、天然の鉱石などを工業的に処理して、成分を一定にした肥料です。
対して有機質肥料は、牛や豚などの糞を発酵させたものや、普段料理に使っている油の搾りかすなどたくさんの原料があります。
◎癖がなくて使いやすい化学肥料
現在、ほとんどの肥料は化学肥料が使われています。その理由は、1.成分の量が調整できて2.肥料が効くのがスムーズで3.効果がすぐに出る からです!
成分の量は、工場で“設計”していろいろ作ることができます。この成分は多く、こっちは少なくは当たり前で、この成分は入れたくないから0にしようとすることも可能なのです!
◎個性的で、天然由来の有機質肥料
使われているほとんどの肥料が化学肥料だと書きましたが、有機質肥料も併用して使われることが多いです!
特に多いのが、動物の糞や植物を発酵させて作った「堆肥(たいひ)」です。
堆肥は主に土をよくするために使う肥料で、土の中にいる微生物の住み家になったり、土をフカフカにして野菜の成長を助けたりする効果があります!
堆肥は需要が多いのですが、実はそれ以外の有機質肥料はコダワリ派の肥料です。
有機質肥料の一つに、菜種油を絞ったカスの「油かす」があるのですが、これは肥料の成分が効き始めるのになんと2週間近くかかります!
これでは野菜の栄養が足りなくなっても、化学肥料のように素早く効かせることができません…
ちなみに、普段僕たちが食べているお米のヌカも有機質肥料になります。しかしこれも、油粕同様にすぐに効かせることはできません…
さぁ、それではこだわって有機質肥料を使うときはどうすればいいでしょう……
キーワードは、「発酵」です!
なんと、これらの有機質肥料は、発酵させることで肥料の効きをスムーズにさせることができます!
米ぬかとほかの有機質肥料を組み合わせて発酵させた、「ぼかし」という肥料もあります。ぼかしの組み合わせも、素材の数が多いのでたくさんあります!
長くなってしまいましたが、化学肥料と有機質肥料に分けられて、それぞれの特徴はわかっていただけましたか??
来週は化学肥料についてもっと詳しく掘り下げて書きます!
eat_happy 小畑
こんな話が効きたい!とか、これどういうこと?と質問などあったらどしどしコメントしてください!
eat_happy公式SNSのフォローもぜひお願いします!
eat_happy twitter
eat_happyfacebook
みなさま!
つい3日前に7月に突入しましたね。先週に引き続きeat_happyの小畑です。近くの田んぼに植わっているイネも少しずつ大きくなってきました!
さて、今回のテーマは先週のトマトに引き続き、こちらも夏野菜の代表!ナスです!
黒くてつやつやのナス。知られざる秘密や栽培の裏側などなど大公開です!
◎ナスのプロフィール
ナスは意外かもしれませんが、トマトやピーマンの仲間です!インド東部で、強い日差しをいっぱいに受けて育ちました。
強い日差しを受けるほど黒くツヤのある立派なナスに育ちます!その後、人の動きに合わせて栽培地域が広がり、日本には中国、朝鮮半島、東南アジアの3つのルートで入ってきました!
それだけ、世界で広く食べられていた歴史ある野菜です!
ナスには鋭いとげがたくさんあり、虫や鳥から身を守っています。最近ではとげのない品種が作りだされていますが、完全にとげなし品種には取り替わっていないので、農家さんの畑にお邪魔すると、とげのあるナスをよく見ます!スーパーで見かけたとき、よく見るととげがあるナスがあるかもしれませんね!
◎黒だけじゃない!いろいろなナスたち
みなさん!ナスといえば黒!と思っていませんか?先週のトマトでもたくさん色があると書きましたが、ナスも負けてませんよ!
炒め物や揚げ物に向く、白ナス。加熱すると柔らかくなり、田楽や焼きナスに向く、緑ナス。アクが少なくオリーブオイルとの相性もいい縞ナス
全部集めるととてもカラフルになります(*^^*)
◎こんなにあった!全国御当地ナス
ナスは、奈良時代から日本人と一緒に今まで繋がってきました。その間に、全国ですごくたくさんナスの種類ができました。その数なんと!180種類以上です!
全国的に有名なナスを二つほど紹介します!
・賀茂なす…京野菜の一つの賀茂ナス。大型の丸ナスで、条件が良いと1kgになることもあるそうです!(普通に「ナス」と言ったら100~200g程度です)

(JA京都HPより引用)
・民田ナス…山形県に古くから伝わる丸ナスです。賀茂ナスとは対照的に、一口で食べられるほど小さいなすで、伝統料理の辛子漬けに加工されることが多いです!

(おいしい庄内HPより引用)
◎小畑の失敗談のコーナー
ナスは水と肥料が大好きです。しかし、雨や用事で畑に行けなかった年には、水も肥料も切れ気味になってしまって…カチカチでツヤのないナスが出来上がってしまいました。
ちなみにこの状態のナスは「石ナス」と呼ばれ、市場には出回らないし、固くて食べられません…
こうならないように、農家さんや家庭菜園でも農業用のビニールやイネの藁を敷いて土が乾くのを防いだりと対策しています!
そして、過去一度だけあって原因がわからないのですが、ハートのナスができたことがあります!

今年こそは立派なナスができるように頑張るぞ~!
eat_happy 小畑佳祐
eat_happy twitter: https://twitter.com/eat_happy_pr
eat_happy Facebook: https://www.facebook.com/学生団体eat_happy-165826413490579/
つい3日前に7月に突入しましたね。先週に引き続きeat_happyの小畑です。近くの田んぼに植わっているイネも少しずつ大きくなってきました!
さて、今回のテーマは先週のトマトに引き続き、こちらも夏野菜の代表!ナスです!
黒くてつやつやのナス。知られざる秘密や栽培の裏側などなど大公開です!
◎ナスのプロフィール
ナスは意外かもしれませんが、トマトやピーマンの仲間です!インド東部で、強い日差しをいっぱいに受けて育ちました。
強い日差しを受けるほど黒くツヤのある立派なナスに育ちます!その後、人の動きに合わせて栽培地域が広がり、日本には中国、朝鮮半島、東南アジアの3つのルートで入ってきました!
それだけ、世界で広く食べられていた歴史ある野菜です!
ナスには鋭いとげがたくさんあり、虫や鳥から身を守っています。最近ではとげのない品種が作りだされていますが、完全にとげなし品種には取り替わっていないので、農家さんの畑にお邪魔すると、とげのあるナスをよく見ます!スーパーで見かけたとき、よく見るととげがあるナスがあるかもしれませんね!
◎黒だけじゃない!いろいろなナスたち
みなさん!ナスといえば黒!と思っていませんか?先週のトマトでもたくさん色があると書きましたが、ナスも負けてませんよ!
炒め物や揚げ物に向く、白ナス。加熱すると柔らかくなり、田楽や焼きナスに向く、緑ナス。アクが少なくオリーブオイルとの相性もいい縞ナス
全部集めるととてもカラフルになります(*^^*)
◎こんなにあった!全国御当地ナス
ナスは、奈良時代から日本人と一緒に今まで繋がってきました。その間に、全国ですごくたくさんナスの種類ができました。その数なんと!180種類以上です!
全国的に有名なナスを二つほど紹介します!
・賀茂なす…京野菜の一つの賀茂ナス。大型の丸ナスで、条件が良いと1kgになることもあるそうです!(普通に「ナス」と言ったら100~200g程度です)

(JA京都HPより引用)
・民田ナス…山形県に古くから伝わる丸ナスです。賀茂ナスとは対照的に、一口で食べられるほど小さいなすで、伝統料理の辛子漬けに加工されることが多いです!

(おいしい庄内HPより引用)
◎小畑の失敗談のコーナー
ナスは水と肥料が大好きです。しかし、雨や用事で畑に行けなかった年には、水も肥料も切れ気味になってしまって…カチカチでツヤのないナスが出来上がってしまいました。
ちなみにこの状態のナスは「石ナス」と呼ばれ、市場には出回らないし、固くて食べられません…
こうならないように、農家さんや家庭菜園でも農業用のビニールやイネの藁を敷いて土が乾くのを防いだりと対策しています!
そして、過去一度だけあって原因がわからないのですが、ハートのナスができたことがあります!

今年こそは立派なナスができるように頑張るぞ~!
eat_happy 小畑佳祐
eat_happy twitter: https://twitter.com/eat_happy_pr
eat_happy Facebook: https://www.facebook.com/学生団体eat_happy-165826413490579/
eatでは、今週からお野菜や農の豆知識をどんどん発信していこう!と考えました。
そしてその記念すべき第一回目は……トマトです!
夏野菜を代表するトマト。南米からやってきた野菜です。原産地のあたりは日本と違って雨が少なく、日本でのトマト栽培は苦労が多いです…
普段、私たちがスーパーなどで見かけるのは赤と黄色が多いですが、実は黒や紫、白や、なんと緑色のトマトなどなど、数多くの色があるのです!
トマトが面白いのは色だけじゃありません。形も大きいのと小さいのだけじゃなく、長細いトマトやピーマン型のトマトなど…トマトには無限の可能性があるんです!ちなみに、僕は農学部の学生なので畑に出て作業することがあるのですが、みずみずしいトマトはおいしい水分補給に使ってます(笑)
◎トマトのこぼれ話
今や色や形などたくさんの種類があるトマトですが、その中でも一際人気なのが、「桃太郎」というシリーズのトマトです。家庭菜園向けの「ホーム桃太郎」や、黄色の「桃太郎ゴールド」などなど20種類弱で、な、な、なんと…日本のトマトの70%のシェアを誇っています。トマトを食べたらほぼ桃太郎のシリーズですね!
でも、残りの30%に入るトマトも負けていません!ヘタと反対側(おしりって呼んでます)が尖ったファーストトマトや、長細い形をしたアイコという種類も根強い人気で、スーパーにも並んでいます。
◎小畑の失敗談のコーナー
大学に入る前から畑で野菜を育てていた僕の失敗談を紹介するコーナーです(笑)
最初に書いた通り、トマトは雨の少ない南米原産です。だから雨の多い日本は実は苦手です…農家さんならビニールやガラスでトマトの上を覆って雨がかからないように栽培するのですが、僕はそんな設備もてないので、ほぼ雨ざらしで育ててきました。するとトマトはどんどん水を吸って、実が割れたり味がすごく薄くなったりしてしまいます。これまで毎年トマトを育てていますが、割れなかった年はないです。ずっと試行錯誤の連続です!
初めての企画でトマトについて興味を持ってもらえたか少し不安ですが…
ぜひスーパーでトマトを見たらどんな種類か予想してみてください!
学生団体eat_happy 小畑佳祐
そしてその記念すべき第一回目は……トマトです!
夏野菜を代表するトマト。南米からやってきた野菜です。原産地のあたりは日本と違って雨が少なく、日本でのトマト栽培は苦労が多いです…
普段、私たちがスーパーなどで見かけるのは赤と黄色が多いですが、実は黒や紫、白や、なんと緑色のトマトなどなど、数多くの色があるのです!
トマトが面白いのは色だけじゃありません。形も大きいのと小さいのだけじゃなく、長細いトマトやピーマン型のトマトなど…トマトには無限の可能性があるんです!ちなみに、僕は農学部の学生なので畑に出て作業することがあるのですが、みずみずしいトマトはおいしい水分補給に使ってます(笑)
◎トマトのこぼれ話
今や色や形などたくさんの種類があるトマトですが、その中でも一際人気なのが、「桃太郎」というシリーズのトマトです。家庭菜園向けの「ホーム桃太郎」や、黄色の「桃太郎ゴールド」などなど20種類弱で、な、な、なんと…日本のトマトの70%のシェアを誇っています。トマトを食べたらほぼ桃太郎のシリーズですね!
でも、残りの30%に入るトマトも負けていません!ヘタと反対側(おしりって呼んでます)が尖ったファーストトマトや、長細い形をしたアイコという種類も根強い人気で、スーパーにも並んでいます。
◎小畑の失敗談のコーナー
大学に入る前から畑で野菜を育てていた僕の失敗談を紹介するコーナーです(笑)
最初に書いた通り、トマトは雨の少ない南米原産です。だから雨の多い日本は実は苦手です…農家さんならビニールやガラスでトマトの上を覆って雨がかからないように栽培するのですが、僕はそんな設備もてないので、ほぼ雨ざらしで育ててきました。するとトマトはどんどん水を吸って、実が割れたり味がすごく薄くなったりしてしまいます。これまで毎年トマトを育てていますが、割れなかった年はないです。ずっと試行錯誤の連続です!
初めての企画でトマトについて興味を持ってもらえたか少し不安ですが…
ぜひスーパーでトマトを見たらどんな種類か予想してみてください!
学生団体eat_happy 小畑佳祐