2009/04/22 | ダダ散文

2009/04/22

花折りし


罪悪感なし


生き物蹴飛ばし


罪悪感なし


折れた花は枯れる


華やかに色気薫る花もいつかは枯れる


されど死んだ花が
生きていた時散らした
種からは芽が出る


私がへし折った花も

私がてんで無造作にへし折られる前に
ゆく末は
人を惑わす香りを漂わす種を
散らして私にへし折られたかもしれぬ



鏡に目をやる
誰かがそこにいる

私だ

私は鏡を見ながら
片手で頬を撫でてみる


無が訪れ


私は鏡を見るのを止める


飽きたのだ

無に


しかしさて
やる事こそない


私は何も持っていないのだよ



それから私は自分の無の中に入り



そして飽きる


妄想は悲しくも長くは続かない


無が入り込み


私は飽きてしまう


私は飽きてしまう
私は飽きてしまう


私の中の無に



そしてそれから息の仕方が分からなくなる