この前、Pied Piper Houseのイベント見てきました!
5月14日タワーレコード渋谷 5F 特別スペース
Pied Piper House Presents
渋谷のレーベル発足記念スペシャル・イベント
「佐橋と長門の“私が愛した女性(シンガーソングライター)”たち」
女性SSWをテーマにトーク&ミニライブ
でした。第一部は佐橋さん、長門さんが交互に御二人が愛して止まないアーティストを紹介、トークがあり、その素敵なサウンドをみんなでリスニング!
本題に入る前に、そもそも佐橋さんが、Pied Piper Houseを知った経緯の説明からトークはスタート。
それは佐橋さんが学生の頃に遡る…。
とあるコンテストに中学生ながらバンド出場し、入賞した佐橋少年。
因みにその時の優勝者は大学生の佐野元春さん!杉真理さんや村田和人さん達も出場されてたようです。そのコンテスト出場メンバーで集まってイベントをやろう!って事になり、佐橋少年も呼ばれたらしいのですが、そこから親しくなった時に、皆が同じ袋を持ってる事に気が付いた。不思議に思った佐橋少年が尋ねると、それがパイドパイパーハウスの袋だった!交通手段のなかった中学生の頃は我慢して、高校生になってから自転車をぶっ飛ばして、パイドパイパーまで通ったそうです。
どうしてだか?長門さんはそんな佐橋さんの事を『レイジー』のメンバーだと思い違いしてたそう。(^O^)
本題に移ります。
今回のイベントのテーマは「佐橋と長門の“私が愛した女性(シンガーソングライター)”たち」
まず、佐橋さんが紹介されたのは、
ローラ・アラン
続いて。長門さんが94年の来日公演を企画し、ツアーマネージャーとして引率した、
ローラ・ニーロ
選曲は21曲目の『アート オブ ラブ』でした。
溢れ話ですが、長門さんが山下達郎さんのお部屋に初めて行った時に、天井にローラ・ニーロ、その横にはベンチャーズの大きな来日の時のポスターが貼ってたと。
来日時、新幹線でローラ・ニーロと一緒に移動してる時に、山下達郎さんの『ON THE STREET CORNER』を聞かせたところ。熱心に聞き入ってたそうです。
ローラニーロが亡くなった時のこと。
長門さんが米国に行った時に、電話したけど繋がらず、留守電にメッセージ入れるも折り返しは無く、帰国の前日にまた次回会いましょう!と再び留守電にメッセージを残したと。翌日、空港まで送ってくれるのに、車で長門さんを迎えに来たジェフリー・フォスケット!が「昨日、ローラ・ニーロが亡くなったよ!」と教えてくれ非常にビックリした。山下(達郎)君に直ぐ伝えなきゃ!と長門さんは思ったそうです。
ヴァレリー・カーター
佐橋さんはこのアルバムを高校生の時に「演奏メンバーが凄いから、きっと気にいるよ!」と先輩に勧められたそうです。クレジットを見たら『リトル・フィート』や『EW&F』など蒼々たるメンバーでスゲ〜!とレコードを聞いたら、それ以上にヴァレリーのボーカルの方が凄かった!と話されてました。
選曲はこのアルバムの1曲目
『ウー チャイルド』でした。曲も良いですが、本当に凄い素敵な声ですね。(^O^)
今年の3月に亡くなったばかりで、佐橋さんは追悼でヴァレリーの写真コピーを機材に貼り付けてツアーを回ってるとお話しされてました。本当に大好きで、復活してもらう為に何か一緒にしたい!と連絡を取ろうとしてた矢先の訃報に本当にショックだったと。今日のイベントも半分はヴァレリーを偲ぶ会の意味もあったそうです。
鈴木祥子さんのアルバムのコーラスでヴァレリー・カーターさんを呼んだ事や、来日時に居酒屋に連れて行った時に"鮮魚の活け造り"を見て、反り返るほどショックを受けて、泣かれた話、米国でヴァレリーさんが空港まで車を運転して長門さんを送りに来た時に接触事故を起こした話などなど、思い出話が続いて、第1部は約1時間で終了。
第2部が佐橋さんが現在プロデュースしている新人女性アーティストの『SETA』ちゃんが紹介されました。