もう、私が郵便局に就職して11年になる。
私は11年前に新入社員として郵便局に採用された。
今でも4月1日に初めて採用された郵便局に行ったことをよく覚えている。採用局の第一印象は小っちゃい郵便局だと思った。当時局長と課長代理とヒラの先輩がいた。私は局長と少し話しをしてすぐに研修所へと向かったが、小っちゃい郵便局とはいえ社員3人でやっていることが衝撃だった。
私は普段から駅前の局しか使ったことがないから特に驚いた記憶がある。
そして、郵便の窓口にレジスターがなく、その点にも、ずいぶんレトロな印象を受けた。
研修所ではコンプライアンスや営業の勉強に時間を費やした。郵便局のくせに郵便はほとんど勉強しない。保険6割、貯金3割、郵便1割である。保険に対する力のいれようは想像以上であった。