280.時鳥 | 無題

無題

独り言


ほととと
ほちょん

赤く垂れた泣き声よ
山を越えてゆけ
行けやしないわ


見かけによらず
醜い食事をしていらっしゃる

ダイヤをつけて
ラーメンを食べる食べる




ほととと
ほちょん

ほうちょうかけた
と妹が泣き

曖昧な
愛の
間には









ほととと
ほちょん

夜の厠で鳴いている


ほととと
ほちょん
ほうけきょ






夏の夜を冷やしては
燃える愛を冷やしては
さめさめさめ
冷めた目で見るのね


ほととと
ほちょん
ほうけきょ









垂れた赤を嘴に



なんとなく
血がふゅぅぅん