私は今まで

 「より良い自分」 になろうとしていた。

 

バツイチで、子供に不憫な想いをさせないように

 

しっかりしていて

稼げるお母さんにならなきゃ・・・と思いながら生きてきた気がする。

 

 

 

今、亡くなった妹を思い出すのは

他愛もない会話をして

「アホやな~」 と笑い合ったこと

 

そう、何もしてくれなくてもいい。

ただ傍にいて、笑い合えるだけで幸せだった

今日の天気やご飯の話をするだけで楽しかった

「妹」 という存在が居てくれるだけで有難かった

心が痛くなるくらい、そう感じる。

 

 

きっと、私も

そして、誰もが

何かできる、できないに関係なく

ただ居るだけで

一緒に笑い合うだけで

誰かの大切な存在になっているんだと

妹に教えられた気がする。

 

目の前の人と、今この時間を大切に生きる・・・・・

私は、つい忘れてしまうけど

きっと私にとって一番大事なことなんだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

夕方になると 妹からLINEが入る

 

「今晩、ご飯なに?」

 

「うちは○○作る。

 そっちは?」

 

妹の旦那さんが帰ってくるまでの暇な時間

そんな他愛もないやり取りが続く

 

今までも

これからも

お互いおばあちゃんになるまで続くもんだと

当たり前に思っていた。

 

その妹がある日、外出先で倒れ

あっという間に、この世から居なくなってしまった。

 

 

 

こんなに泣けるのかと自分でもびっくりするくらい泣いた。

たった一人の妹を亡くしたという現実が受け入れられなかった。

 

数ヶ月経った今も

2人のLINEを開いただけで涙が止まらない。

 

きっと天国の妹は

何ヶ月も毎日泣いている私を見て呆れていることだろう。

アホやな・・・と笑っている顔が浮かぶ。

 

私の悩みも笑いとばしてしまう妹

その明るさに今までどれだけ救われたか知れない。

 

 

「ご飯なに?」

 

あの子らしさにふっと心が和んでいた。

 

ありがとうね

ほんとに、ありがとうね