D: カシオペア? 物理キーボード付きがイイ! // Cosmo Communicator // | デジタルとオーディオとポケモンと

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HP200LX、Libretto 20、IBM ウルトラマンPC、Vaio U、カシオペア A-50、W-ZERO3...

激動のモバイルコンピューティング30年史に名を残す名機たちがいました。 プレート型スマートフォン全盛期の今でもこのキーボード付きモバイル機器は一定数の支持を受けているように思えます。

 

そんな中、発注してからちょうど一年後(!)、忘れかけていた頃にこのジャンルの一台のマシンが、クラウドファンディングサイトIndiegogoから届きました。

  

Planet Computerの最新作、Cosmo Communicatorです。背面にサブ画面が付いたLTE対応のキーボード付きAndroid端末です。 アーリーバードでの投資額は$500強だったかと思います。数度の製作遅延で一年後ようやく受領です。

 

非常に質感の高いパッケージです。

 

ちゃちさのない心地よいズッシリさと、想像よりも薄い筐体がアガリます。

  

 

同梱物はシンプルに日本仕様の電源アダプターとUSB Type-Cケーブル、説明書にキーボード保護(?)の布シートとおまけのシールです。

  

キーボードは日本語キーボードを選択できました。 サイドにはUSB Type-Cの口が左右に。嬉しいことに3.5mmイヤホンジャックもあります。ヒンジのギミックは補強込みなのか独特なフォルムです。

 

スペック

SoCがMediaTekのHelio P706GB+128GBバッテリー:4220mAh、Dual SIM対応、日本語版の対応LTEバンド:1, 2, 3, 4, 5, 7, 8 , 11, 18, 19, 26, 28, 41, 71と必要十分。約6インチのFHD、縦8cmx横17cm、326g、アウト24MB/イン5MBのカメラに指紋認証、3.5mmヘッドフォン端子もついています。

 

CPU / SoC

CPUはよくあるQualcommではなく、UMIDIGIなど安価なスマホで採用されているMediaTek。P70は最新版ではないものの、MediaTekの中ではミッドハイといったところでしょうか。

 

使用雑感

使っていて動きに特に緩慢さはありません。ゲームはまだ試していませんが、ひとつ下のCPUを使っているUMIDIGI F1 Play (P60)でもPokemon GOはそれなりに動きますので大丈夫かと思います。ただ横向きのアンドロイドはあまり慣れませんw。もう少し画面解像度が高いと画面内情報量もリッチになってよいのかなと思います。少し物足りない

 

キーボード

打鍵感もそれなりにあり、最低限の指幅は確保されているため打ち難さは感じません。コンパクトな筐体に詰め込まれているため、Fnキーを使ったショートカットが多用されているのでなれるまでに時間は必要かもしれません。 ボリュームキーもスクリーンショットも画面回転もFnキーを使ったショートカット対応になります。

 

サブディスプレイ

ここは正直期待はずれでした。カメラのライブビューや着信、設定などのタッチディスプレイとしても使えるのですが、実にカクカクの動きです。。。ちょっと実用的じゃないかも。ネタとしてのおまけとして割り切れればオッケーです。。。

 

総評

接続もY!mobileで問題なくLTE接続もできました。また、触っていての高級ガジェット感があり、開けるときのヒンジのギミック、サブディスプレイにカメラの画像が映る、クリック感のあるキーボードが現れるなど「大人のおもちゃ」感は非常に高いです。(良い意味で) 

モバイルライターや外出先でメモを多用する方、ライブチャット命の方(?)などには無二のツールとなるかも知れません。サブディスプレイを含む、アップデートでのエクスペリエンス改善に期待します。

 

いかがだったでしょうか。忘れかけた頃にやってきたお高いおもちゃですw これが来ちゃったからXiaomi CC9 Proはお預けかな。。。

 

それでは今日はこのへんで。