今日 1月15日は

ソックスの一周忌でした。







この1年

ソックスに会いたくて

淋しくて 

悲しくて

苦しくて、、、


心に大きな穴がポッカリと空いて
埋められない

そんな日々でした。



ソックスが突然具合が悪くなり

駆け足するように急逝して1年。


1年間呼吸器疾患で闘病はしてたけど、まさかこんな形で急逝して
しまうなんて、主治医含め誰も
思いもしなかった、、、


本当に突然具合がおかしくなり、
慌てて呼吸器専門医を受診して即入院。


誤嚥性肺炎の疑いもあるが、今はまだ分からないと言われて、3日間集中治療をします。と言われ
先生に抱かれながら不安そうな顔してるソックスに言葉をかけたのが最後になってしまうなんて、、、


あの時のソックスは今も忘れられません、、、



緊急入院からわずか3時間で亡くなってしまったソックス、、、


危篤状態の連絡に心臓が破裂しそうな程、激しく動揺して、
タクシーの中で ソックス今行くから!すぐに行くから!死なないで! って心の中で何度も叫んでた。



病院に着くと、もう意識不明の重体で 心肺蘇生処置の真っ最中だった。



ソックスのそばに駆け寄り、何度も何度も ソックス!ソックス!って名前を叫び続けた。


ソックスの心臓は、懸命に心肺蘇生をしてくれている先生が
手を止めると、心電図はすぐにまっすぐになりの繰り返しで、危険を知らせるコールが鳴り響いた。



酸素呼吸の管を入れた口からは、
チアノーゼをおこした紫色になったベロが見えて、、、



もうソックスが旅立とうとしてるのはすぐに分かりました。


それでも、
何度も何度も名前を呼び続けると、ソックスは意識不明の状態の中で 瞼と前足をわずかに動かしてくれたんです。


それはまるで、
「かあしゃん、ボクきこえてるよ」って言っているみたいに見えました。



「ソックス、母さんのこと待っててくれてありがとう。ありがとう。」



その直後、苦しそうな表情から笑ったような表情に変わり、ソックスは虹の橋を渡っていきました。



2023年 1月15日  PM 15:38

ソックスは「ARDS」(急性呼吸促迫症候群)という
初めて聞く病名で亡くなりました。



ARDSとは、

予兆なく急性に発症し、

酸素室にて管理しても なお呼吸は悪化、

抗生剤にもまったく反応なし、

数時間で病状は進行し、

助けることができない症例。



原因はまだハッキリとはしていないそうです。



どうしてソックスが、、、

聞いても先生を困らせてしまうと分かっていても聞かずにおれず、

先生も言葉を詰まらせて、頭を下げるばかりで、、、

先生を困らせてしまいました。




そんな呼吸器疾患に

なんで私の大事なソックスが、

助からない病気に なんで、なんで、、、



答えなど出ないのにどうしても思ってしまう、、、








人前で我を忘れるくらい泣き叫び私はその場に崩れ落ちました。



ダックス鼻炎からの口腔鼻腔瘻で手術もしたけど、ソックスは本当に頑張ったし、


誤嚥性肺炎を起こした時も、頑張って復活しました。

ただ、誤嚥性肺炎を1度すると
再発しやすいと注意されていたので、フードを粉砕するなど食べる物には細心の注意を払ってきました。


最後に家で具合が悪くなる前に食べた夜ごはんも、粉砕したフードにウェットフードを少量混ぜたものをあげると、あっという間に完食しておかわりは?って催促してて、、、


こんなことになるなら、最後のごはんは 好きなものを好きなだけ食べさせてあげれば良かった、、、と悔やむばかりでした。









今月は一周忌の月だからでしょうか、お正月の2日の深夜4時すぎ頃に、寝てた私の頭の上辺りで
クンクン甘え鳴きする声に目を覚ましたんです。


よく一緒に寝てる賢人が熱くなって布団から出るのに、また入りたいとクンクンすることがよくあって、その時も賢人だとばかり思っていました。


頭を少しあげて上の方を見ると常夜灯に黒いシルエットが見えて、シッポをフリフリふっていたんです。



「賢人、賢人おいで~」って呼ぶと、布団の中から賢人が顔を出し、再度見上げると誰もいませんでした。


あぁ、ソックスが来たんだね、ってすぐ思いお布団に入れてあげました。



他にも一瞬ですが、ソックスの姿を何度か見たり、深夜に水を飲む音と気配を感じたりして、、、
ソックスがいるのが何となくわかりました。



以前何かの番組に沖縄のシャーマンであるノロの方が、視聴者さんの質問に答える事をしていて、


その時、ペットロスの方から亡くなったペットはいつまで家にいますか?  との問いかけに、

「その子の性格にもよるけど、だいたい1年~1年半くらいは家にいることが多いです。特に犬は飼い主さんから離れ難い子が多いように思います。でも時期がくると皆んな輪廻転生していきますよ。魂がピュアだから生まれ変わりも早いです」


という話を思い出しました。

そういえば、犬は犬に、ネコはネコに生まれ変わることが多いとも言ってました。




今日は一周忌だから、
ソックスの大好物を作って
お供えしました。


白身魚のハンバーグ
ラム肉のステーキ
5種の野菜と鶏せせりのスープ




喜んでくれてたら嬉しいなぁ♡


ソックスを荼毘に付す時に
お骨はパウダーにしてもらいました。
いつか私が死んだら一緒に埋葬できるようにしたんです。



私がペットロスで毎日泣いてばかりいた時に、
ある獣医さんの言葉で救われました。


泣いてばかりいるとペットが成仏しないとか、可哀想だという人がいるが
そんな事は気にしなくていい。
ペットロスの辛さは人それぞれ。
体験してみて初めてどれほど辛いのかを知るんだ。


涙が枯れるまで泣いたっていいんだ。それで動物が成仏しないなんてことはない。
涙が溢れて止まらなくなるのは、

それだけ愛してたってことなんだから。

大丈夫、泣いてるあいだ動物は
ソッと寄り添って話聞いていてくれてるから。




悲しみを我慢しなくてもいい。
心がラクになりました。




一人きりの時 何度も声を上げて泣いたけど、
涙ってなかなか枯れないね。

でも、今もこれから先も
変わることなく愛してるよ
ソックス 大好き♡
もう二度とソックスみたいな子には会えないかもしれないけど、

いつか母さんがそちらに逝く日がきたら、迎えに来てね。
また、一緒に散歩しようね。
それまで、ゆっくりおやすみ。




ソックスは5歳の時に
重度のヘルニアになり、
日本動物高度医療センターで
緊急手術を受けました。


術後、頚椎軟化症の危機を乗り越え、1年間リハビリ頑張って
歩けるようになったよね。

本当にソックスはよく頑張って
えらい子だったよ。





再発も心配されたけど、
後ろ足に障害は残ったものの
再発しないで余生を送れたね。

本当にソックスは
母さんの自慢の子だよ。




ソックス、沢山の愛を
ありがとう。
ずっと愛してるよ 💓‪