たっぷりと

火鍋を満喫した翌日の午前中は

次の目的地へ移動する前に

ちょっとお出かけ

 

どこまでも続く直線道路

「ザ・大陸」感半端なし

 

 

そしてやってきたのはこちら

 

 

三星堆遺跡は、

四川省で発見された

中国の古代文明の遺跡

 

そこで発掘されたものを

展示しているのが

こちらの博物館

 

他のお友達は、

中国語のガイドがついていますが

だーちょーはわからないため

英語版のオーディオガイドを

用意してもらいました

 

この遺跡は

5000年から3000年前

(紀元前2000年頃)

に栄えていた古蜀文化のもの

 

 

中国の歴史で言えば

商(殷)よりも前の年代

 

それはつまり

司馬遷の「史記」に示されているのみで

最近の世界史の教科書でも

「実存したことを

 証明する事実はみつかっていない」

と記されている

 

 

 



 

伝説の

「夏」王朝の時代もの!!

 

 

 

それもそのはず

この遺跡の本格調査が始まったのは

1980年代からで

基本的発掘調査が完了したのが

2005年

 

教科書に反映されるには

最近過ぎたんですね

 

あとは

この文明からは

文字が見つかっておらず

そういった意味では

「文字としての証明」

ではないということになりますが

 

いずれにせよただでさえ

歴史好きな自分としては大興奮🙌

 

この遺跡の目玉は、

こういう青銅器の仮面

 

中国古代史では

殷・周の時代に

青銅器が目覚ましく発展したと言われていますが

 

 

 

そういった殷の時代のものとは

全く様相の様相の異なる

青銅器文明

 

 

こうした三脚の土器もみつかっています

これは、

中に空洞があり

調理にも使え、

かつテーブルとしても使われていたのではないか

とのことです

 

 

またこうした翡翠は当時から貴重品だったようで

翡翠の装飾品なども

たくさん残されています

 
こうした出土品の中からは
たくさんの象牙製品も出てきたとのこと

 

image

 

 

でもなんで象牙?

この文明が栄えたとされる

紀元前2000年頃は

ちょうどインダス文明も栄えていた時代

 

 

 

当時から、

両文明にそんな交易が発達していたのか?

 

でもそんなことは

流石にオーディオガイドには出てないので

 

まさはる君にお願いして

ガイドさんに聞いてもらうと

 

「この時代は

この辺りの気温は

今よりも五度ほど暑かったようで

実際にこの地に象がたくさん

生息していたらしい」

 

とのことでした。

 

 

ほほう🧐

なるほど!

実におもしろい😆

 

それにしても

エジプトの遺跡と異なり

 

発掘が遅れたこともあり

ほとんどのものが

こうして現地で展示されているのは

素晴らしいことですね👏

 

見どころが満載すぎて、

あとは、みんなについていかなくてはならないので

自分のペースで見て回れず

残念な限りでした😭

 

最後に

当時の様子を再現した映像展示を📹

 
今度は
もっとゆっくり行ってみたいです
 
 
追記:
この記事を書きながら
ふと思いました
今やどんどん色々な文書が
ペーパーレスになっていっています
これが過度に進んだ場合
デジタルで記録されたものは
何千年という時を超えては残らない
何千年後かに、
この時代を振り返った歴史家が
 
「この時代には文字はなかった」
 
と判断するかもしれない
 
とすると、
もしかして我々が
「文字がなかった」
と思っているだけで
別の記録形態があったのかもしれませんね。
 
我々が「文字」と認識していない
インカ帝国のキープのような
情報の伝達様式だったかもしれませんし
 
 
 
お?
ということは
このブログもデジタルでなく
でも後世まで
恥を晒すのは耐え難いので、
やっぱりなしですね🙅‍♀️