チャイニーズニューイヤーの

連休も終わり迎えた

ウィークデイ初日

 

今日

2月4日は二十四節気の

「立春」

 

とはいえ

南国らしからぬ

冷え込みを見せている

香港です

 

2017年2月より

香港で仕事をはじめ

今月で6年目に突入

 

 

初めは慣れない環境で

日本では当たり前だと思っていたことが

香港では全然当たり前でなくて

 

 

色々と制約があり

どうしようもなく

苛立つこともあったりしました

 

今となってみれば

その制約があればこそ

 

より細心の注意を払うようになり

より詳細にプランニングをするようになり

 

結果的には

その制約が逆に

プラスになってきたようにも

思います

 

 

コロナ禍で

世界が一変してしまい

 

仕事がらみで

年に3−4回行っていた海外にも

2ヶ月に一度くらいは帰っていた日本にも

全くいかなくなり

 

香港にいる週末が増えました

その結果

逆にハイキングやキャンプに

行く機会が増え

 

 

ますます香港の魅力の虜に

なりました

 

 

あれほど通い詰めていた

LKFやSOHOのBARやレストランも

夜間クローズになってしまった結果

 

逆に

「おうちで挑戦!シリーズ」が

活性化して

色々なレシピを研究するようになりました

今では

「あぁ!それってそうやって作るんだ!」

という発見がむしろ楽しい

 

 

 

そう考えてみると

一見「制約」であっても

それはその制約の中で

何か工夫を凝らす

チャンスなのかもしれません。

 

 

思い返してみれば

日本人は、古来より

敢えて制約を設けることで

逆に表現に磨きをかけてきましたよね

 

 

5、7、5、7、7

というわずか31文字という

制約を敢えて設けて

 

それでも

四季折々の情景を

克明に描き出してきた和歌

 

これは

絶対に翻訳不可能な

世界に誇る文学だと思います

 

 

そんな

日本特有の四季の移り替わりを

たった31文字に凝集した

 

1000年以上前の今日

よまれたこの名歌を最後に