先月の中秋節では満月を見そびれたものの
その翌日に十六夜の月を堪能しました。
平均29.5日で満ち欠けを繰り返す月
月に一度訪れる満月の日の
月の出は冬至に向かい
少しずつ早くなるそうです。
日が沈むのが早くなった10月ですが
その分月の出の時刻も早くなったため
薄暮の空に満月を見られるのでは?
と思い、
10月の満月の日に
サイエンスパークのあたりに
行ってきました。
10月19日の月の出は
17時37分
ちなみにこの日の日没は
17時55分
こういった情報は
こちらのサイトから↓
いつもお世話になってます😆
まだ日が沈み切らないうちに
現地到着
ほんのりと色づいた東の空をみながら
まずは一杯🍺
ながめていると
山際にふと立ち昇る陽炎
雲に隠れていることもあり
そう思ってみていないと
気が付かないくらいですが
陽炎が次第に上昇していくことから
月であることがうかがえます
このくらいまで見えると
より明らかに
そしていよいよ
雲間から姿を現す満月
未だ暮れ切らない東の空に
燦然と輝く白い月
当然ながらビールが進みます🍺
そして完全に姿を現した満月
驚くほどの明るさ
何をするわけでもなく
ただ登りゆく月を眺める
日本にいても
香港にいても
月は同じように
見えるものですね
8世紀前半の平安時代
中国は唐の時代
遣唐使として唐に渡り
そのまま唐で一生を終えた
安倍仲麻呂は
「天の原
ふりさけ見れば
春日なる
三笠の山に
出でし月かも」
と故郷の月を思い詠んだそうですが
そんな仲麻呂に
ふと思いを馳せさせる薄暮の月でした🌕