「永遠と一瞬の間で」

でも触れたように

 

悠久の時の流れのなかで

束の間の間借り人である

人類

 

その起源を巡っては

宗教、科学の両面から

様々な論争が行われてきました

 

ポール・ゴーギャンの絵画



「我々はどこからきたのか

     我々は何者か

           我々はどこへ行くのか」

 

この絵画を主題に

種の起源を巡る

宗教と科学との葛藤を

描いたミステリー小説

 

 

香港では
Causeway bay の「そごう」ででも
日本語の書籍が
買えるのは嬉しいですね♪

 



 

著者は

ダビンチ・コードで


一躍有名となった

ダン・ブラウン

 

 

スペイン、

バルセロナを舞台に

繰り広げられるこの

小説は、

 

宗教、芸術、科学、建築、歴史、文学

 

様々な要素を取り入れつつ

思いも寄らぬ方向へ

展開していきます

 

これまで

だーちょーも

二度訪れたバルセロナ





 

やはり目玉は

アントニ ガウディの建築




(サン パウ病院)



中でも

今も普通にアパートとして

使われている

カサ ミラと




 

建築開始以来

100年以上たつ今も

完成を見ない

サグラダファミリア教会




 

 

 

 

カテナリー曲線

(延びない紐の両端を

 持ってぶら下げた時に

  出来る曲線)



実際には設計図でなくこういう
逆さ吊り模型を元に作られています↓




双曲面構造

(こんな感じ↓)




実際はこんなところにも↓

 




 

といった幾何学的な

構造をもとにつくられた

建築





 

 

もちろん

それを知らなくても

十分に見応えがありますが

何を考えて

ガウディが

これを建築したのかを考えて

見ると、さらに面白い

 

 

 


 

 

こちらの本は

そんな秘密を

わかりやすく

解説してくれています



このガウディの建築を舞台に


ダン・ブラウン特有の筆致で

ダヴィンチ・コードと同じ

主人公のロバート・ラングドンが

他者との対話を通して

謎を解明して行く形で

描かれるこの小説


いずれ映像化されるかもしれませんが



ひとたび映像化されてしまうと




行間に散りばめられた

膨大な情報が

薄められてしまう気も。

(ダヴィンチ・コードの映像化で感じました)


もちろん、

アートや文学に興味がなくても

普通にミステリーとしても

楽しめるかと思いますが

(^_^;


機会があればご一読を♪





 



サグラダファミリア教会の写真はこちら




今回の関連記事はこちらです💁‍♂️


永遠と一瞬の間で



カテナリー曲線



ガウディ の設計手法



双曲面構造