テキトーなあらすじ。
オープニング
男が現れる。
男の名はフランク。
そして現れる人々。
『彼は何処に行くのか?』
と歌いつつ、『旅は続く』と、
勝手に決めつけ去っていく人々。
1976年。
フランクの自宅。
映画プロデュサーとして、
成功しているフランク。
新作の映画を記念にしたパーティで、
独り、泥酔しているメアリーは、
他の客にクダを巻いている。
話題はブロードウェイで
ヒット中の作品の話に。
その脚本家の名はチャーリー。
が、チャーリーの名前はここでは禁句。
そこをつくメアリーは更に、
パーティの空気をかき乱し、
もう、フランクの人生には現れない、
と別れを告げて、去る。
と、そこに現れるフランクの妻ガッシー。
ガッシーは女優であるが、その地位は
新作映画のヒロインに脅かされている。
新作映画のヒロインに嫉妬し、
彼女の目に消毒液を掛ける暴挙を。
『どうして、ここに』と歌う
アンサンブル達が現れ、
時をさかのぼっていく。
1973年。
あるラジオ番組、本番前。
スタンバイをすませるフランクに、
チャーリーは来るのかと心配するメアリー。
フランクの妻である女優のガッシーは、
元夫が彷徨いてないか、心配している。
そこに現れるチャーリー。
番組は何とか始まる。
話題は二人の舞台作品が、
今回、映画にもなることについて。
ベスとの離婚問題に、
金が必要なフランクは、
次も映画の仕事を入れ、
チャーリーとの舞台作品に
かまけている余裕がない。
その事に、怒ったチャーリーは、
生放送中に、フランクの行動をバラし、
二人の関係には、決定的な亀裂が生じる。
1968年。
クルーズ旅行から帰宅するフランク。
そこには、息子のフランキーや、
メアリー、チャーリーが居た。
フランクはそこで、
プローデュサーとして、
仕事を始め、作曲からは手を引き気味。
そこに現れる、ジョーとガッシー。
ガッシーは、クルーズ旅行の最後の方の
日程で、フランクと同じ船に乗っていた。
そして、この部屋はガッシーが、
用意したもので、ジョーは面白くない。
ジョーとガッシーは、
舞台を観に行き、
メアリーとチャーリーは、
先に店で待ってる、と出て行く。
独り、ピアノを弾いていると、
まだ、観劇中のガッシーが現れる。
もう、会わない、と言うフランクに、
ジョーと別れる、と言い、二人は寝室へ。
1967年。
法廷前。
フランクとベスの離婚問題。
しかし、マスコミが居るのは、
その原因の方、つまり、ガッシーが、
そこに関わっているか?
先に現れる、ジョーとガッシーは、
ノーコメントと去っていく。
マスコミが居なくなったころ、
出口から現れるフランク。
メアリーとチャーリーが心配するなか、
ベスとフランキーが現れる。
やり直したい、と言うフランクだが、
ベスはそれを拒絶し、去っていく。
取り残さるフランクに、
クルーズ旅行を提案する、
メアリーとチャーリー。
チャーリーを乗せた船は、
出航するが、その船を追いかけるガッシー。
二幕。
1964年。
フランクとチャーリーの
ブロードウェイデビュー作、初日。
その楽屋前。
チャーリーの妻イーブリンが、
産気付いたために、途中で
抜け出した、フランク、
チャーリー、メアリー、ベスの四人。
そこに現れるジョー。
舞台は終盤に差し掛かり、
気が気でないジョーだが、
アンコールの鳴り止まない拍手で安堵する。
初日は大成功。
楽屋口に出てきたガッシーを、
迎えようとするジョーだが、
その先はフランクとすれ違い。
メアリーとベスは、
イーブリンの元に戻ろうとするが、
メアリーはベスに、
ガッシーに注意するように言う。
しかし、フランクを信じるベス。
1962年。
ジョーの自宅。
そこに呼ばれた、
フランクとチャーリー。
ガッシーはフランクを呼び、
ジョーが買い付けた作品の
音楽と歌詞を付ける事を提案。
そのパーティで、デモ曲を皆に聞かせるが、
それに反応するのは、ガッシーだけ。
それでも、ガッシーはフランクを意識していく。
1960年。
あるダイニングバーで、
オリジナルのショーを公演してる、
フランクとチャーリーとベス。
そこに客として現れる、
ジョーとガッシー。
プローデュサーとして、
有名なジョーが現れた事に、
終演後、挨拶しに行くフランク。
そんなフランクが気になるガッシー。
奇しくも、その日は、
フランクとベスの結婚式。
そこで、二人は結婚する。
そんな二人を見つめるメアリー。
1959年。
大学を卒業し、仕事をしながら、
作曲をするフランクと
脚本を書くチャーリー。
それに、本を書くメアリー。
そんな状況を打破するため、
ダイニングバーで、ショーを
やることにするフランク。
その主演女優オーディションに
現れる、ベスの歌声を聞き、
合格を決めるフランク。
1957年。
あるアパートの屋上。
スプートニクが見える、
という事で、フランクが現れる。
兵役を終えたフランクは
大学生として部屋を借りたのだった。
そこに現れるルームメイトのチャーリー。
チャーリーの脚本を勝手に読んだフランクは、
一緒に作品を作ろうと提案。
更に、スプートニクを観に来たメアリー。
三人は運命的な出会いをし、
これからの将来を夢見る。
で、暗転。
フランク@平方
チャラい。
独り、歳を取らないからか、
若くなっても、チャラい。
3人の関係や夫婦関係が
オカシくなる理由はお前だろ、と。
イメージはサンセットのジョー。
でも、どこか憎めない
というか、人格の良さがにじみ出る。
歌は悪くは無い。
けど、印象に残らない。
全体的にキレイに
まとまってるだけに、
クセが残らない歌声。
チャーリー@ウェンツ
巻き込まれたのか、
実は、巻き込んでいるのか。
二人が上手くやっていく、
ポイントにチャーリーの譲歩は
必要だったのか?
後に、ピッツリァー賞を
取るくらいなんだから、
才能は有るハズ。
無いのは社会性で、
それをフランクが補う?
二人の最後が、
直接は語られない。
歌は平坦。
でも、声に特徴が有る。
ので、埋もれない。
これが、フランク(平方氏)に無い、
チャーリー(ウェンツ氏)の魅力かも。
メアリー@笹本
トリオに何を求めていたか。
何故、彼女はフランクの元に残っていたのか。
二人、というより、
フランクが好きだったような
気もするけど、結局、
関係性を壊したくなくて、
一歩引いていたのか?
逆回転だと、ここの心情
が一番、分かりにくい。
ベスとの結婚式で、やっと吐露するのだが。
歌が、ちょっと、低音で、
ガラガラ声な、ハスッパな歌い方。
大変に好みな、音域。
ベス@昆
フランクの妻。
最初は親権を欲してる。
少しずつ、存在が明らかに。
でも、悪い面ばかりが出てくる。
出会った頃に、
やっとその魅力が分かる。
ちょっと、損な役回り。
歌も普通に歌うだけだし。
他の、二人(メアリーとガッシー)の役が
大きすぎるので、余計に地味。
ガッシー@朝夏
フランクの優柔不断さを
差し引いても、お前のせい感。
天真爛漫な女優を地で演じる。
もう、性転換して、
だいぶ、歌も落ち着いたかな。
岸氏。
スタジオ経営者(テリー)、
ベス父(スペンサー氏)。
なんか、大仰に振る舞ってな、
と思ったら、経営者だったのか。
ただ、それ以上に、
ベス父の老けメイクが印象的。
上口氏。
留守番電話の開発者(タイラー)
スマートなイケメン感が
漂うけど、そんなに若くない。
本当のイケメン枠は別に居る。
渚さん。
フランクマネージャー。
オールドミスな役を一手に。
敏腕マネージャー感は
有るけど、そこまで残らず。
宮原氏。
フランクの弁護士。
なんか長身で、良い声。
声のインパクトがともかく大。
ただ、プリンシパルになるには
まだまだイマイチ。
中井氏。
バンカー。
顔の濃さと特徴の有る声。
高木氏。
ほとんど台詞は無いけど、
クセが有る演技をするので目に付く。
ともかく、男性アンサンブル陣に、
濃いメンツが集まっているので、
何回も出てくるアンサンブル曲の声の層が厚い。
ソンドハイム楽曲。
初見では、まず、
記憶に残らないメロディの印象。
だけど、この作品は、繰り返し
使われるので、耳に残っていく。
特に、2度目を観てると、
ここで使われてるメロディが、
メインの曲になっていくのが分かる。
そういう意味では、
ソンドハイムでは珍しい。
ストーリーが
逆回転していくミュージカル。
初見でも理解は出来るけど、
2回目の方がわかりやすい。
一番、分かりにくいは、
フランクとガッシーの関係なので、
どの段階で、くっつき(初日後)、
どこで、本気になり(クルーズ中)、
って、いうのは、やっとスッキリ。
順番に観てれば、ベスの主張も
理解出来るんだろうけど。
最初は名前だけ、それも、
フランクの全財産を奪った女、
という、マイナスイメージだけ。
2幕になって、
実は被害者だった、と。
そして、イーブリンが、実は、
メアリーのルームメイトだった
という、ちょっとした仕掛けは印象的。
ジョー@今井
”メリリーウィーロールアロング”
オープニングはアンサンブルで。
ただ、ソロは無し。
衣装はノーネクタイで
格子柄のジャケット。
斜め柄(色違い配色)シャツ。
1976年。
パーティには現れず。
フランクとガッシーの会話に、
自分を崇拝していた夫と別れた、
という名前だけ登場。
1973年。
ガッシーの口から、
『別れた旦那が彷徨いてても、
絶対、中には入れないで』と要注意人物扱い。
で、実際、100ドルを
借りにくる元旦那として登場。
ノーネクタイにジャケット。
無地の白シャツ。
ガッシーにつれなくアシラわれる、
その後ろ姿は、上手からしか見えないが、
その背中は、大変にもの悲しい。
1968年。
フランクの部屋。
ガッシーと共に登場。
黄色いコートで前は閉める。
ネクタイがちょっと派手めのペイズリー柄。
ショーを観に行く前に、
フランクの新居を祝うため、
シャンパンを用意して登場。
が、ガッシーにシャンパングラスを
持ってくるようにアゴで使われる。
この時点で、ガッシーの方が立場が上。
(離婚、されないように?)
で、シャンパンを明け、注ぐ。
メアリー達と話をする中で、
ガッシーが船に乗っていたことを知る。
ガッシーの不倫がまだ続いていた事実。
そのまま、ショーに向かうが、
ガッシーは途中で戻ってきて、
そのままジョーとは別れる決意を
ガッシーの口から判明。
1967年。
フランクとベスの離婚裁判直後。
マスコミ対応からか、黒のロングコート。
前は閉めてる。
さっきと違うネクタイ。
その原因となったガッシーの不倫問題で、
マスコミに嗅ぎつけ回られ、
何も言うことはない、と報道陣をシャットアウト。
フランクがマスコミを殴るが、
それを止める立場のジョー。
ここでは、まだ不倫に気づいてない。
”イチラス”
フランクをクルーズに追い立てる一人。
手に葉巻で、最後はセンターへ。
黒のコートは前を開けて登場。
ジャケットの前は閉めている。
さっきと、衣装は同じなのかも。
歌ってる内容は、
フランクを励ましてるけど、
その原因は、妻では?
という、ちょっと、
なぜ、そこに居る?感。
本日、初のチビソロ。
それまで、皆で、
歌ってはいたけど、
ソロは全く、無かった。
二幕。
1964年。
『ブロードウェイの恋人』初日の楽屋口。
さっきと違うネクタイにグレイのスーツ。
(このグレイのスーツは変わらず)
それに、ボア付きのショート丈コート。
客席の反応は上々で、
成功を喜ぶ、そして、謎の動きを。
(急いで、会場に戻るジェスチャー)
イーブリン用の
拍手を録音するテレコ。
それをベスに渡し、
トニー賞的なジェスチャーも。
最後は、一列で並んで歌う。
最初、入りづらそうだけど、
『良いの?』と確認してから列に。
ソロが有る曲としては、
この”It's a hit”が
一番のメインナンバー。
実際、一番、声が通る。
1962年。
自宅でパーティ。
黒のスーツ、幾何模様のネクタイ。
ここで、客に取り囲まれるなか、
その中央で、謎のダンスをするジョー。
フランクの新曲演奏を
ピアノの脇で聞いている。
作品を通しては、
ここがジョーのピーク。
若干、『浮気してる?』という描写も。
(特に、ストーリーでは触れられ無いけど)
そして、ガッシーが、
フランクを意識した日でも有る。
フランクが弾くまで、
ピアノ椅子を動かし、
近くの人と雑談したり、
その椅子をフランクに渡したり。
また、温室の映写セット用に、
手前に出されてたセットを
舞台の奥の方におくる役割。
ガッシーのために、
購入した温室なのに、
それを片づける役回り。
1960年。
グレイのスーツ。
フランクのショーを観に、
ナイトクラブへ客として来る。
この時、秘書だったガッシーを
改名させ、女優にし、
結婚していた事実、発覚。
プローデュサーとしては、
ここが一番のピーク。
フランクに分かりにくいジョークを。
客席で観てる時も、
結構、オーバーアクション。
でも、ガッシーの反応を気にする。
1959年。
かなり薄めのグレイのスーツ。
二幕冒頭とほぼ同じ。
フランクとチャーリーが
ジョーのオーディションを受けに。
その際、椅子に乗って、ワンシーン
だけ登場。そのとき、後ろに居るのは、
秘書として仕事をしているガッシー
(シャーリーという本名?で登場)
これが出演最後。
ただ、ここで、劇中劇の、
メインテーマを披露。
あ、こういうメロディなのか。
エンディングは
再び、アンサンブルで登場。
先ほどのスーツに
黒ボアのジャケット。
(二幕冒頭と同じ)
出番、終了。
カテコは最初だけ、
ガッシーと登場するも、
それ以降は、下手退場。
歌は”It's a hit”くらいしか無い。
それもソロとは言えないし。
あとは、ちょこちょこチビソロ。
みすぼらしい姿から、
段々立派な衣装になっていく。
フランク達とは逆パターン。
実は一番、衣装を着替えてるらしい。
年月の違いを出すのに、衣装で表現するしかない。
ほとんど、歌も無い省エネ出演。
が、衣装に着目するだけで、
リピートのしがいが有るかも。
一回目、観たとき、一杯目の
シャンパンを派手にコボす。
そのため、二杯目以降が、
かなり少量で、加減してたか?
二度目を観たときは、
最初から加減して、注いでた。
2幕冒頭の楽屋口。
オフマイクで結構、
メアリーと話してる演技を。
聞こえそうで、完全に端でないと、
その内容は聞こえてこない。
フランクとガッシーの関係性の変化が、
ちょっと、分かりにくいので、
ジョーの感情変化を推察するのが難しい。
ソンドハイム作品は初。
亜門演出作品に縁が無いので、
あまり、関わりが無かったか?
この作品では、一番美味しい役だが、
どうせなら、他のソンドハイム作品で、
観てみたい役が結構、有る。
ただ、本人がそもそもソンドハイム作品に、
興味を示すのか、という問題も。
オープニング
男が現れる。
男の名はフランク。
そして現れる人々。
『彼は何処に行くのか?』
と歌いつつ、『旅は続く』と、
勝手に決めつけ去っていく人々。
1976年。
フランクの自宅。
映画プロデュサーとして、
成功しているフランク。
新作の映画を記念にしたパーティで、
独り、泥酔しているメアリーは、
他の客にクダを巻いている。
話題はブロードウェイで
ヒット中の作品の話に。
その脚本家の名はチャーリー。
が、チャーリーの名前はここでは禁句。
そこをつくメアリーは更に、
パーティの空気をかき乱し、
もう、フランクの人生には現れない、
と別れを告げて、去る。
と、そこに現れるフランクの妻ガッシー。
ガッシーは女優であるが、その地位は
新作映画のヒロインに脅かされている。
新作映画のヒロインに嫉妬し、
彼女の目に消毒液を掛ける暴挙を。
『どうして、ここに』と歌う
アンサンブル達が現れ、
時をさかのぼっていく。
1973年。
あるラジオ番組、本番前。
スタンバイをすませるフランクに、
チャーリーは来るのかと心配するメアリー。
フランクの妻である女優のガッシーは、
元夫が彷徨いてないか、心配している。
そこに現れるチャーリー。
番組は何とか始まる。
話題は二人の舞台作品が、
今回、映画にもなることについて。
ベスとの離婚問題に、
金が必要なフランクは、
次も映画の仕事を入れ、
チャーリーとの舞台作品に
かまけている余裕がない。
その事に、怒ったチャーリーは、
生放送中に、フランクの行動をバラし、
二人の関係には、決定的な亀裂が生じる。
1968年。
クルーズ旅行から帰宅するフランク。
そこには、息子のフランキーや、
メアリー、チャーリーが居た。
フランクはそこで、
プローデュサーとして、
仕事を始め、作曲からは手を引き気味。
そこに現れる、ジョーとガッシー。
ガッシーは、クルーズ旅行の最後の方の
日程で、フランクと同じ船に乗っていた。
そして、この部屋はガッシーが、
用意したもので、ジョーは面白くない。
ジョーとガッシーは、
舞台を観に行き、
メアリーとチャーリーは、
先に店で待ってる、と出て行く。
独り、ピアノを弾いていると、
まだ、観劇中のガッシーが現れる。
もう、会わない、と言うフランクに、
ジョーと別れる、と言い、二人は寝室へ。
1967年。
法廷前。
フランクとベスの離婚問題。
しかし、マスコミが居るのは、
その原因の方、つまり、ガッシーが、
そこに関わっているか?
先に現れる、ジョーとガッシーは、
ノーコメントと去っていく。
マスコミが居なくなったころ、
出口から現れるフランク。
メアリーとチャーリーが心配するなか、
ベスとフランキーが現れる。
やり直したい、と言うフランクだが、
ベスはそれを拒絶し、去っていく。
取り残さるフランクに、
クルーズ旅行を提案する、
メアリーとチャーリー。
チャーリーを乗せた船は、
出航するが、その船を追いかけるガッシー。
二幕。
1964年。
フランクとチャーリーの
ブロードウェイデビュー作、初日。
その楽屋前。
チャーリーの妻イーブリンが、
産気付いたために、途中で
抜け出した、フランク、
チャーリー、メアリー、ベスの四人。
そこに現れるジョー。
舞台は終盤に差し掛かり、
気が気でないジョーだが、
アンコールの鳴り止まない拍手で安堵する。
初日は大成功。
楽屋口に出てきたガッシーを、
迎えようとするジョーだが、
その先はフランクとすれ違い。
メアリーとベスは、
イーブリンの元に戻ろうとするが、
メアリーはベスに、
ガッシーに注意するように言う。
しかし、フランクを信じるベス。
1962年。
ジョーの自宅。
そこに呼ばれた、
フランクとチャーリー。
ガッシーはフランクを呼び、
ジョーが買い付けた作品の
音楽と歌詞を付ける事を提案。
そのパーティで、デモ曲を皆に聞かせるが、
それに反応するのは、ガッシーだけ。
それでも、ガッシーはフランクを意識していく。
1960年。
あるダイニングバーで、
オリジナルのショーを公演してる、
フランクとチャーリーとベス。
そこに客として現れる、
ジョーとガッシー。
プローデュサーとして、
有名なジョーが現れた事に、
終演後、挨拶しに行くフランク。
そんなフランクが気になるガッシー。
奇しくも、その日は、
フランクとベスの結婚式。
そこで、二人は結婚する。
そんな二人を見つめるメアリー。
1959年。
大学を卒業し、仕事をしながら、
作曲をするフランクと
脚本を書くチャーリー。
それに、本を書くメアリー。
そんな状況を打破するため、
ダイニングバーで、ショーを
やることにするフランク。
その主演女優オーディションに
現れる、ベスの歌声を聞き、
合格を決めるフランク。
1957年。
あるアパートの屋上。
スプートニクが見える、
という事で、フランクが現れる。
兵役を終えたフランクは
大学生として部屋を借りたのだった。
そこに現れるルームメイトのチャーリー。
チャーリーの脚本を勝手に読んだフランクは、
一緒に作品を作ろうと提案。
更に、スプートニクを観に来たメアリー。
三人は運命的な出会いをし、
これからの将来を夢見る。
で、暗転。
フランク@平方
チャラい。
独り、歳を取らないからか、
若くなっても、チャラい。
3人の関係や夫婦関係が
オカシくなる理由はお前だろ、と。
イメージはサンセットのジョー。
でも、どこか憎めない
というか、人格の良さがにじみ出る。
歌は悪くは無い。
けど、印象に残らない。
全体的にキレイに
まとまってるだけに、
クセが残らない歌声。
チャーリー@ウェンツ
巻き込まれたのか、
実は、巻き込んでいるのか。
二人が上手くやっていく、
ポイントにチャーリーの譲歩は
必要だったのか?
後に、ピッツリァー賞を
取るくらいなんだから、
才能は有るハズ。
無いのは社会性で、
それをフランクが補う?
二人の最後が、
直接は語られない。
歌は平坦。
でも、声に特徴が有る。
ので、埋もれない。
これが、フランク(平方氏)に無い、
チャーリー(ウェンツ氏)の魅力かも。
メアリー@笹本
トリオに何を求めていたか。
何故、彼女はフランクの元に残っていたのか。
二人、というより、
フランクが好きだったような
気もするけど、結局、
関係性を壊したくなくて、
一歩引いていたのか?
逆回転だと、ここの心情
が一番、分かりにくい。
ベスとの結婚式で、やっと吐露するのだが。
歌が、ちょっと、低音で、
ガラガラ声な、ハスッパな歌い方。
大変に好みな、音域。
ベス@昆
フランクの妻。
最初は親権を欲してる。
少しずつ、存在が明らかに。
でも、悪い面ばかりが出てくる。
出会った頃に、
やっとその魅力が分かる。
ちょっと、損な役回り。
歌も普通に歌うだけだし。
他の、二人(メアリーとガッシー)の役が
大きすぎるので、余計に地味。
ガッシー@朝夏
フランクの優柔不断さを
差し引いても、お前のせい感。
天真爛漫な女優を地で演じる。
もう、性転換して、
だいぶ、歌も落ち着いたかな。
岸氏。
スタジオ経営者(テリー)、
ベス父(スペンサー氏)。
なんか、大仰に振る舞ってな、
と思ったら、経営者だったのか。
ただ、それ以上に、
ベス父の老けメイクが印象的。
上口氏。
留守番電話の開発者(タイラー)
スマートなイケメン感が
漂うけど、そんなに若くない。
本当のイケメン枠は別に居る。
渚さん。
フランクマネージャー。
オールドミスな役を一手に。
敏腕マネージャー感は
有るけど、そこまで残らず。
宮原氏。
フランクの弁護士。
なんか長身で、良い声。
声のインパクトがともかく大。
ただ、プリンシパルになるには
まだまだイマイチ。
中井氏。
バンカー。
顔の濃さと特徴の有る声。
高木氏。
ほとんど台詞は無いけど、
クセが有る演技をするので目に付く。
ともかく、男性アンサンブル陣に、
濃いメンツが集まっているので、
何回も出てくるアンサンブル曲の声の層が厚い。
ソンドハイム楽曲。
初見では、まず、
記憶に残らないメロディの印象。
だけど、この作品は、繰り返し
使われるので、耳に残っていく。
特に、2度目を観てると、
ここで使われてるメロディが、
メインの曲になっていくのが分かる。
そういう意味では、
ソンドハイムでは珍しい。
ストーリーが
逆回転していくミュージカル。
初見でも理解は出来るけど、
2回目の方がわかりやすい。
一番、分かりにくいは、
フランクとガッシーの関係なので、
どの段階で、くっつき(初日後)、
どこで、本気になり(クルーズ中)、
って、いうのは、やっとスッキリ。
順番に観てれば、ベスの主張も
理解出来るんだろうけど。
最初は名前だけ、それも、
フランクの全財産を奪った女、
という、マイナスイメージだけ。
2幕になって、
実は被害者だった、と。
そして、イーブリンが、実は、
メアリーのルームメイトだった
という、ちょっとした仕掛けは印象的。
ジョー@今井
”メリリーウィーロールアロング”
オープニングはアンサンブルで。
ただ、ソロは無し。
衣装はノーネクタイで
格子柄のジャケット。
斜め柄(色違い配色)シャツ。
1976年。
パーティには現れず。
フランクとガッシーの会話に、
自分を崇拝していた夫と別れた、
という名前だけ登場。
1973年。
ガッシーの口から、
『別れた旦那が彷徨いてても、
絶対、中には入れないで』と要注意人物扱い。
で、実際、100ドルを
借りにくる元旦那として登場。
ノーネクタイにジャケット。
無地の白シャツ。
ガッシーにつれなくアシラわれる、
その後ろ姿は、上手からしか見えないが、
その背中は、大変にもの悲しい。
1968年。
フランクの部屋。
ガッシーと共に登場。
黄色いコートで前は閉める。
ネクタイがちょっと派手めのペイズリー柄。
ショーを観に行く前に、
フランクの新居を祝うため、
シャンパンを用意して登場。
が、ガッシーにシャンパングラスを
持ってくるようにアゴで使われる。
この時点で、ガッシーの方が立場が上。
(離婚、されないように?)
で、シャンパンを明け、注ぐ。
メアリー達と話をする中で、
ガッシーが船に乗っていたことを知る。
ガッシーの不倫がまだ続いていた事実。
そのまま、ショーに向かうが、
ガッシーは途中で戻ってきて、
そのままジョーとは別れる決意を
ガッシーの口から判明。
1967年。
フランクとベスの離婚裁判直後。
マスコミ対応からか、黒のロングコート。
前は閉めてる。
さっきと違うネクタイ。
その原因となったガッシーの不倫問題で、
マスコミに嗅ぎつけ回られ、
何も言うことはない、と報道陣をシャットアウト。
フランクがマスコミを殴るが、
それを止める立場のジョー。
ここでは、まだ不倫に気づいてない。
”イチラス”
フランクをクルーズに追い立てる一人。
手に葉巻で、最後はセンターへ。
黒のコートは前を開けて登場。
ジャケットの前は閉めている。
さっきと、衣装は同じなのかも。
歌ってる内容は、
フランクを励ましてるけど、
その原因は、妻では?
という、ちょっと、
なぜ、そこに居る?感。
本日、初のチビソロ。
それまで、皆で、
歌ってはいたけど、
ソロは全く、無かった。
二幕。
1964年。
『ブロードウェイの恋人』初日の楽屋口。
さっきと違うネクタイにグレイのスーツ。
(このグレイのスーツは変わらず)
それに、ボア付きのショート丈コート。
客席の反応は上々で、
成功を喜ぶ、そして、謎の動きを。
(急いで、会場に戻るジェスチャー)
イーブリン用の
拍手を録音するテレコ。
それをベスに渡し、
トニー賞的なジェスチャーも。
最後は、一列で並んで歌う。
最初、入りづらそうだけど、
『良いの?』と確認してから列に。
ソロが有る曲としては、
この”It's a hit”が
一番のメインナンバー。
実際、一番、声が通る。
1962年。
自宅でパーティ。
黒のスーツ、幾何模様のネクタイ。
ここで、客に取り囲まれるなか、
その中央で、謎のダンスをするジョー。
フランクの新曲演奏を
ピアノの脇で聞いている。
作品を通しては、
ここがジョーのピーク。
若干、『浮気してる?』という描写も。
(特に、ストーリーでは触れられ無いけど)
そして、ガッシーが、
フランクを意識した日でも有る。
フランクが弾くまで、
ピアノ椅子を動かし、
近くの人と雑談したり、
その椅子をフランクに渡したり。
また、温室の映写セット用に、
手前に出されてたセットを
舞台の奥の方におくる役割。
ガッシーのために、
購入した温室なのに、
それを片づける役回り。
1960年。
グレイのスーツ。
フランクのショーを観に、
ナイトクラブへ客として来る。
この時、秘書だったガッシーを
改名させ、女優にし、
結婚していた事実、発覚。
プローデュサーとしては、
ここが一番のピーク。
フランクに分かりにくいジョークを。
客席で観てる時も、
結構、オーバーアクション。
でも、ガッシーの反応を気にする。
1959年。
かなり薄めのグレイのスーツ。
二幕冒頭とほぼ同じ。
フランクとチャーリーが
ジョーのオーディションを受けに。
その際、椅子に乗って、ワンシーン
だけ登場。そのとき、後ろに居るのは、
秘書として仕事をしているガッシー
(シャーリーという本名?で登場)
これが出演最後。
ただ、ここで、劇中劇の、
メインテーマを披露。
あ、こういうメロディなのか。
エンディングは
再び、アンサンブルで登場。
先ほどのスーツに
黒ボアのジャケット。
(二幕冒頭と同じ)
出番、終了。
カテコは最初だけ、
ガッシーと登場するも、
それ以降は、下手退場。
歌は”It's a hit”くらいしか無い。
それもソロとは言えないし。
あとは、ちょこちょこチビソロ。
みすぼらしい姿から、
段々立派な衣装になっていく。
フランク達とは逆パターン。
実は一番、衣装を着替えてるらしい。
年月の違いを出すのに、衣装で表現するしかない。
ほとんど、歌も無い省エネ出演。
が、衣装に着目するだけで、
リピートのしがいが有るかも。
一回目、観たとき、一杯目の
シャンパンを派手にコボす。
そのため、二杯目以降が、
かなり少量で、加減してたか?
二度目を観たときは、
最初から加減して、注いでた。
2幕冒頭の楽屋口。
オフマイクで結構、
メアリーと話してる演技を。
聞こえそうで、完全に端でないと、
その内容は聞こえてこない。
フランクとガッシーの関係性の変化が、
ちょっと、分かりにくいので、
ジョーの感情変化を推察するのが難しい。
ソンドハイム作品は初。
亜門演出作品に縁が無いので、
あまり、関わりが無かったか?
この作品では、一番美味しい役だが、
どうせなら、他のソンドハイム作品で、
観てみたい役が結構、有る。
ただ、本人がそもそもソンドハイム作品に、
興味を示すのか、という問題も。