『레베카』

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マチネキャスト感想。

엄기준 (Um Ki Joon)@막심 드 윈터 역(マキシム)
にじみ出る良い人。
荒れていても、良い人。
神ソングも告白ソングも乱れない。

そのため、演技が若干、単調。

やはり、マキシムにしては若い。
もっと、落ち着いた雰囲気が欲しい。

モンテ、マタハリと見逃していたが、ようやく。
来日ジャックのダニエルで見てるはずだが、
ちょっと印象が変わった。



김금나(Kim Keum Na)@나 역(私)
可愛い路線。
特に、フランクに励ましてもらうとことか、
退場が、なんと可愛いことよ。

二幕冒頭、オクダニーに負けない。
単に高音を出してるだけではなく、
自分の声を聞かせる技術がある。

でも、マキシム相手だと、目立たない。
何故だろう、声の相性の問題か?



옥주현 (Ok Joo Hyun)@댄버스 부인 역(ダンバース)
登場時は沈黙。

そこまで存在感を主張しない。
書斎のレベッカグッズが
出てくる辺りで、気持ち悪さが出てくる。

私にレベッカ教、布教。

そして、歌うと、目が座っている。

二幕冒頭が極致。
確実にレベッカ教を布教し、
私を催眠的なモノで、自殺に追い込む。

レベッカへの思慕を何回か歌うが、
歌う毎に、少しずつ、崩壊していく。
最後の”レベッカ”では、ハンカチを落とす。

そして、最後、
解けた髪型で放火。
レベッカの赤い服を片袖だけ通す。

膝から崩れ落ちる。
幕で見えなくなるギリギリまで演技。


声質が低い訳でもなく、
むしろ高めだけど、妙に存在感のある声。
台詞の声が低いから、余計に感じる。

黒い衣装だけに、
『エルファバ、観たい』となる。




ソワレキャスト。

정성화(Chung Sung Hwa)@막심 드 윈터 역(マキシム)
体型に似合わず高音。
でも、マキシムでこのドスコイ感。
ともかく、絶叫系を難なく歌う。
ちょっと、バルジャンを彷彿。


落ち着いた感が欲しいけど、
この横綱感は行き過ぎ。
もっと大人の英国紳士でお願いしたい。


루나(Luna)@나 역(私)
意外にソプラノ系。
ダニーと似たタイプ。
これは後半も変わらずだったので、
声楽系の私なのかも知れない。
あるいは、アイドル路線なのか。


신영숙 (Shin Young Sook)@댄버스 부인 역(ダンバース)
キー高め。
キャンキャン歌う。
オクも高めだけど、それとは違い
そもそものキーが高い。、
ダニーではちょっと物足りない。


後は、マチソワ同じキャスト。
(ダブルキャストも含め)

정영주(Jeong Young Ju)@반 호퍼 부인 역(バンホッパー)
典型的なおばちゃんで、
関西のずうずうしい系キャラ。
体型が太いので、余計に感じてしまう。


이정화(Lee Jung Hwa)@베아트리체 역(ベアトリス)
夫婦歌、ソロ、女の力と、
3曲しか無いのに、全て決めていく。歌ウマ。
ちょっと、これしか出番が無いのが勿体ない。


최병광(Choi Byung Kwang )@가일스 역(ジェイルズ)
髭。
大変に、ヒマ課長感。


정동효(Cheong Dong Hyo)@프랭크 크롤리 역(フランク)
美声だけど、頼りないキャラ。
もうちょっと、アクがほしい。
(爽やかだけど、”関白宣言”感が無い)
ソロもさらっと歌ってしまう。


이상현(Lee Sang Hyeon)@잭 파벨 역(ファベル)
普通に美形で美声。
胡散臭さが無い。

これは、ダブルのミンチョルさんで観たかった。


이종문(Lee Jong Amun)@줄리앙 대령 역(ジュリアン)
冒頭からジュリアンだけど、
斜幕の裏でうっすらと上手待機。
そのまま、上手にハケる。

モンテカルロでは、
写真娘の父親役(多分)。

仮想パーティーの
シーザー衣装で本役として登場。

最初はバンホッパーに気づかず、
ジェイルズ夫妻と談笑。
その後、バンホッパーの
猛烈なアピールに結局折れる。

すぐ後の再登場では
普通にバンホッパーをリード。

二幕は裁判の立会人。
からの、ウィンター家に訪問。
歌は無いけど、出番は有る。

むしろ、結構、重要な役だったのか、この役。



ラストの演出。
ダニーが松明を持ちながら、二階から登場。

そこにマキシムが、火を消しながら、階段を登る。

が、シャンデリアが落ちて、地面に一気に火がつく。

ヨハンソンなので、
ジキハイ一幕ラストのように、
一気に火が広がる系が好きらしい。



冒頭、私がスケッチブックに絵を書くと、
スクリーンに屋敷内部が描かれていく。
それが、実際の設計(階段の位置とか)
と呼応するもの、斜幕はあがらない。

この後、浜辺シーンでも
同様に浜辺風景を描写されていく。
これが、マキシムの”幸せの風景”という展開。

Stuttgartも、
ここは風景が描かれている印象があるけど、
そのシーンは新婚旅行っぽかったけど、
モンテカルロの町並みだったのか。

描かれていく風景画は最後にも登場。
私がウィンター家の屋敷を書いていく。
焼けてしまったけど、記憶には残っているという。


この三枚の手書き風が印象に残るが、
波打ち際とか、遭難など、
海の描写はリアルな映像。

二幕冒頭の私がレベッカ教に落ちそうになる瞬間。
バルコニーがクルっと回転する、
ラストに続いての大がかりな装置。

これ、歌いながら、スムーズに、
あえて、映像を使わない現物で。
こういう所にヨハンソンのこだわりが。


ラストの火事も林から屋敷に移動するまで、
リアルな映像描写で、スーっと、場面が変わっていく。



アンサンブルが厚い。
特に、低音担当とか、
役名のないアンサンブルに配置。
この辺がRMKの底力。




ともかく、歌にハズレの無い『レベッカ』を観た感。
ただ、そんなキャストのなかで、
圧倒的な存在感を放つ、オク@ダニー。
ソワレも歌えるダニーだったので、
歌唱力以上のモノが有るのかも。

直近で観てるのが、Pia様@ダニーで、
登場時から、その存在感を発揮していたのに対し、
オク@ダニーは、ジワジワと攻めてくるダニー。


カテコはダニー、マキシム、私の順でソロなので、
三番手の役なのに、キャスト写真はトップだし、
その辺のシガラミとか、どうなっているのやら。


マキシムとしては、過去にジョンハン氏や、
今回のヨンギ氏が入っているので、
その辺で観ると、また、違うのかも。

そもそもバルジャン役者がマキシムというのが、
想定外。トーマスも演じているけど、
やはりジャベール役者の細い印象が強い役。

って、山口氏、東宝初演キャストだけど。




そして、一番はジュリアン枠が、ダレとく。
東宝版も阿部氏だったし、低音枠だけど、
ここに気になるキャストが来るとは思わなかった(笑)