ホリプロ版、市村@ザザ&鹿賀@ジョルジュ、初演
ホリプロ版、市村@ザザ、ラスト・ステージ
ホリプロ版、市村@ザザ アンコール公演
独語版(Uwe@ザザ)の感想はコチラ

気になった点羅列。

オープニングのカルジェ披露が、
完全に小手先の一発芸状態。

室内の置物がターンA。
男性の裸体で、股間にラジオ。

”マスカラ”がかなり、変わったアレンジに。
原曲がかろうじて、分かるレベル。

”砂に刻む歌”が誘う歌に。
外には出かけない二人。

ジャンの突然の帰省にジョルジュが拗ねるという謎演出。

ショーシーンが、ゴスロリ。
もちろん、皆、オッサン。
途中、コンチータの扮装、
及び、例の曲。

ジャンの室内オブジェ
撤去が、普通にダンボール運び。

”私は私”が台詞。

”男のレッスン”はジョン・ウェイン。

ザザ、物真似は馬に乗るマイムから。
そして、馬から降りて、撫でたり。
で、観音開きの扉を開けたり。
という謎のジョン・ウェインのマイム。

そして、だら�・ん、とする、
ジョルジュが、普通にオネエキャラ。
え、ここも万国共通(笑)

ここで、カフェの夫婦登場。
この夫婦がその後のダンドン夫婦に
なるのだが、奥さんが強く、
旦那は基本的に気弱キャラ。

カルジェが男性の扮装で登場。

そこで、ロッキーのテーマや
ジェームスボンドのテーマが流れ、
男のレッスンが繰り広げられる。

改装後の室内。
一幕では気づかなかったが、
室内の机がL、E、G、Aという
LACAGEというショー用のイニシャルセットを
ひっくり返したモノが家具になっていた。
(一幕では、そこにゴテゴテした
壁紙があったので分からなかった)

そこに十字架をかけるヤコブ。

ジョルジュもネクタイをして、登場。
地味なスーツで、普通の男性にしか見えない。
そして、スーツ姿に大股で歩くザザが登場。
しかし、すぐに退場し、ダンドン一家、到着。

このダンドン議員が、先ほどのカフェ店主と一転し、
常に手を越しにつけ、何故か猫背というか、変わった姿勢。

で、皿を用意するが、それが悪趣味な絵皿で、
例のダンドン夫婦の歌に。
その際、出演者がバケツリレーで、
皿を渡していくのだが、
最初の皿は、何故か袖から投げられる。
そのまま、皿回しとかするヤコブ。

で、料理を用意するも鳥の丸焼きが丸焦げ。
そこに、女装したザザが、ジャンの実母の代わりに登場。

そのまま、ジャクリーヌの店に。

この他の客が、カルジェなのだけど、
男女のカップルで、一人は後ろ姿で女装。

ジャクリーヌに歌ってと言われ、歌うザザ。

もう手に追えない、という雰囲気で。
歌っている最中、隙をみて、
ダンドンのコップに酒を注ぎ続けるジョルジュ。
で、ドンドン呑んでいくダンドン。

ダンスになり、ダンドンも踊り、
セルカ棒で記念撮影まで。

しかし、カツラを取ってしまうザザ。

そこで、小悪魔の扮装したカルジェに、
ムチで叩かれるダンドンという悪夢演出で帰宅。

帰宅後、やたらとホモを繰り返し、
ザザはトランスジェンダー(女装家)、
ジョルジュはホモなんとか。

で、ジャクリーヌの策で、記者殺到。

ダンドンがピンチになり、色々と承諾。
家族の記念日には来るな、という件では、
声を揃えて、否定するジョルジュとザザ。

女性陣は普通に派手な衣装。
で、オチのダンドンはマーメイドドレス。

最後、ピアノが用意され、
”砂に刻む歌”を弾くジョルジュ(生演奏)

そこに、スーツ姿のザザが登場し、
ピアノ越しにキスをして、去っていき、幕。

Herbert Fotinger@Georges
白髪なオッサン。
終始、低い声で話し、
オネエキャラではない。

しかし、普通にザザとキスをしたりと、
こう、雰囲気がゲイなジョルジュ。

歌自体もそれほど無い役なので、
台詞の延長で、歌う。
ただ、こまつ座的というか、
メロディが後からついてくる。


Michael Dangl@Albin
役はザザでなくアルバン。
やはり、オッサン。
だけど、鬘でオバチャンに見えるし、
ショーのシーンもそれなりにキレイ。
むしろ、男のスーツ姿で、意外と若い?

歌は普通。
特に、一幕最後を台詞調で歌うので、
あまり歌派ではないのかも。


他の役は、そこまで特出しない。
というより、ザザもそこまで。
ジョルジュで売ってるカンパニーかな、と。


幕が降りている間にセット転換。
ま、それは基本なのだが、
結構、大胆に変わる舞台装置。

また、ショーシーンのLACAGEという
レタリングの隙間にカジェルが、
それぞれ入り込むのだが、
あの文字がジョルジュ家の
家財道具になる演出が面白い。

ショーシーンは、カジェルが5人と
少人数なので、小ネタで攻める。
ゴスロリな衣装はあるけど、
鳥かごは出てこないような。

ショー内でのザザの客いじりや、
MCでのジョルジュの客いじりがある。

かなり、客席が爆笑していたので、
そこは理解出来るドイツ語力が欲しい。


一幕は状況説明的展開と、
ショーシーンがメイン。
そのため、派手だけどダレる。

その一方で、二幕になったら、
男のレッスンを始め、
マイムや演技で笑わせにくるので、
飽きないで観ていられた。


小劇場で上演すると、こうなるのか、と。
しかし、なぜ、ミュージカル俳優でも、
オペラ俳優でもない人達が、この作品を?

それでいて、チケットは完売。
それも発売日、数時間で、残席僅か。

客層は年輩の夫婦連れが多く、
若いミュージカルファンっぽい人は皆無。

決して、古くさい作品では無いと思うけど、
やはり、劇場の、それもストプレ固定客を
取り込んでのチケット販売なのか。

実際、ジョルジュの人は
重厚な古典ストプレで観たいと思ったし。

で、ハンブルクのアンナが、
謎の民族衣装でポーランド設定になったのは、
何故なのか、気になる処。