ざっくりなあらすじ、ネタバレ。
ある日曜の小学6年生の教室。
そこで教師が電話しているが、
その電話からトラブルを抱えている事が分かる。
その教室に大人が集まり始める。
話の内容から、ここで同窓会が
開かれる事が分かり、その準備を始める大人たち。
幹事は現役の教師でもある元”委員長”。
そこに元”恋する女子”や元”番長”、元”ガリ勉”
が集まるが、実はほとんどが地元にいるメンバー。
実は、今回の同窓会は息子を不慮の事故で亡くし、
地元に戻ってきた元”マドンナ”を励ますものだった。
参加者に色々な思惑が
あるなか、同窓会はスタート。
そこに、当時の担任、元”先生”が現れる。
もちろん、誘った人がいるのだが、
それは元”マドンナ”であった。
そこで、息子を亡くした原因は水の事故で、
小学生時代の元”先生”から受けたトラウマから、
水の中に入れなかったために、助けられなかった、
と元”先生”に賠償金を請求すると言い出す元”マドンナ”。
すると、元”先生”は、
体育教師を辞める原因になった、
転落事故について話し出す。
それは今回集まったメンバーが、
遠足に行った時に起こった事故で、
暴力教師だった元”先生”を懲らしめようと、
計画したイタズラがもたらした事故だった。
参加者の過去の事実が明らかになった時、
校内放送で呼び出される元”委員長”。
席を外したとき、元”委員長”の教え子が
『裏切られた』と訴える手紙が教室で見つかる。
それは”いじめられている”と訴える手紙で、
生徒や保護者から好かれている先生とされていた
元”委員長”のイメージを覆す内容だった。
そこで、こんな担任(嫌われる)を持ったから、
好かれる先生になろうとした結果こうなったと
元”先生”に訴える元”委員長”。
過去の事実が明らかになり、
それぞれの言い分が語られた後、
黙りこくってしまう面々。
そこで当初の予定だった、
将来の夢を書いたタイムカプセルを開ける展開に。
この状況では乗り気になれない面々だが、
書いてある内容は掘り起こさなくとも、
覚えているだろうと言い出す。
それぞれが書いた内容を思いだし、
当時の夢と今の現実が違う状況のなか
元”番長”だけが思い出せないと悩む。
そこで、最近では、昼に食事をした事も忘れる
元”先生”が、昔の事は良く覚えていると言いだし、
元”番長”の将来の夢は”コックになること”で、
このメンバーで夢をかなえたのは元”番長”だけであった。
皆から好かれようとして結果的に、
生徒に追いやられる元”委員長”の先生と、
嫌われてはいたけど、実は、誰よりも生徒をみていた元”先生”。
果たして、どちらの教育が”正しい”のか、
壁に貼られた習字”希望”の前で、
元”委員長”が打ちひしがる中、暗転。
井上@元”委員長”
主人公で当時は優等生。
現在は生徒や親にも人気のある教師。
しかし、一人の女生徒への対応を誤り、
『裏切られた』と言われ、窮地に立たされる。
当時の担任だった”先生”を反面教師にし、
同窓会に誘われない教師だけにはなりたくないと、
ただ、それだけの為に、生徒、皆に良い顔をする。
大変に人当たりの良い教師役。
ま、爽やか好青年系は得意分野の井上氏だけど、
その実、内面にヤミを抱える教師。
その辺の対比描写が、ちょっと少なめで、
普通に”良い人”イメージしか残らない。
腹黒い毒舌が面白い人なので、
そっちのダークな一面をストプレで観たかったが、
主人公としてはそれはNGなのだろうか、事務所的に。
鈴木砂羽@元”マドンナ”
今回の同窓会のキッカケ。
子供を水の事故で亡くし、助けに入れなかったのは、
小学生時代、水へのトラウマを植え付けた”先生”のせいと
主張し、慰謝料を請求するため、”先生”を招待した張本人。
ただ、その事故も本人に問題
(ギャンブル依存症)が有ることを示唆。
そのため、段々と最初の勢いはなくなり、
最後にはネズミ講に、手を出しそうに。
訳有り美女、と言われて
全く違和感の無い女優さん。
なんでだろう、声質の問題?
ヒロイン役が砂羽さんだったので、
今回観ようと思ったのだが、まさかこんな役とは。
前田@元”マドンナ”の妹
”マドンナ”の付き添いで来たが、
”先生”を訴える姉のサポートで同窓会参加。
しかし、慰謝料請求と啖呵を切ったものの、
姉の言動が曖昧であることが分かり、弱腰に。
最終的に、完全に部外者。
そのため、最後のカレーも、
居たたまれなくなり、食べるのを拒否。
正統派ヒロインタイプ。
ただ、今回は付き添いの妹ポジションで、
それほどの出番はなく、
イマイチ、印象に残らない。
高橋@元”番長”
今は落ち着いているけど、昔は悪ガキ。
その口調に何処かで観ているハズと、
思ったら『海辺のカフカ』のホシノだった。
蜷川演出で数本、観ているが今回、やっと声を覚えた。
岩瀬@元”ガリ勉”
当時は真面目キャラだったが、
結局、親の跡を引継、工務店経営。
ほとんど、本筋とは関わらず、特に見せ場もない。
映像系の人かと思ったら、小劇場系。
ただ、ほとんど、出番が無いため、よく分からず。
有川@元”のけ者”
元”番長”の腰巾着だが、
その存在は薄く、皆に忘れさられる。
そういう影の薄い役だけど、
今回の出演者では一番、濃い。
口調や演技とか、些細な仕草が妙に残る。
小島@元”恋する女子”
当時は女子のなかでも中心的存在だったが、
現在は田舎の街で埋もれている。
砂羽さんとは違う意味で、
幸薄いというか、退廃的キャラ。
近藤@元”先生”
主人公の対となるキャラで、
口は悪いけど、実は、誰よりも生徒思いな教師。
生で観るのは初だが、映像と舞台で差がない。
このサイズの劇場でも、聞こえないという事もないし。
『トライアングル』の脚本家だし、
井上氏主演だから、軽いノリかな、と思ったら、
スゴい重い、典型的な小劇場系な脚本。
井上氏主演でパルコ劇場なら、完売だろうと思ったら、
この重い内容では、リピートするのは…。
井上氏主演なら、FC経由でファンは買い占めるだろうし、
そりゃ、譲渡版に沢山、出品されるよね、と。
ま、テーマが重いだけで、眠くなる、
或いはツマラナいという事はないので、
一回観るには十分、面白い。
終演後、二回カテコが
有っても、鳴り止まない拍手。
普通だったら、それで終わるんだろうが、
リピーターというか井上ファンで埋め尽くされた
観客の暖かい拍手(出るまで帰らない的な雰囲気も)。
内容が内容だけに、主人公とはいえど、
笑顔で登場するには、はばかれる内容だけに、
三度目になると、ちょっと困ったカンジの井上氏。
前楽なので『あと、一回有りますが宜しくお願いします』的な挨拶有り。
その横を洒脱なノリで、答える近藤氏がツボ。
ある日曜の小学6年生の教室。
そこで教師が電話しているが、
その電話からトラブルを抱えている事が分かる。
その教室に大人が集まり始める。
話の内容から、ここで同窓会が
開かれる事が分かり、その準備を始める大人たち。
幹事は現役の教師でもある元”委員長”。
そこに元”恋する女子”や元”番長”、元”ガリ勉”
が集まるが、実はほとんどが地元にいるメンバー。
実は、今回の同窓会は息子を不慮の事故で亡くし、
地元に戻ってきた元”マドンナ”を励ますものだった。
参加者に色々な思惑が
あるなか、同窓会はスタート。
そこに、当時の担任、元”先生”が現れる。
もちろん、誘った人がいるのだが、
それは元”マドンナ”であった。
そこで、息子を亡くした原因は水の事故で、
小学生時代の元”先生”から受けたトラウマから、
水の中に入れなかったために、助けられなかった、
と元”先生”に賠償金を請求すると言い出す元”マドンナ”。
すると、元”先生”は、
体育教師を辞める原因になった、
転落事故について話し出す。
それは今回集まったメンバーが、
遠足に行った時に起こった事故で、
暴力教師だった元”先生”を懲らしめようと、
計画したイタズラがもたらした事故だった。
参加者の過去の事実が明らかになった時、
校内放送で呼び出される元”委員長”。
席を外したとき、元”委員長”の教え子が
『裏切られた』と訴える手紙が教室で見つかる。
それは”いじめられている”と訴える手紙で、
生徒や保護者から好かれている先生とされていた
元”委員長”のイメージを覆す内容だった。
そこで、こんな担任(嫌われる)を持ったから、
好かれる先生になろうとした結果こうなったと
元”先生”に訴える元”委員長”。
過去の事実が明らかになり、
それぞれの言い分が語られた後、
黙りこくってしまう面々。
そこで当初の予定だった、
将来の夢を書いたタイムカプセルを開ける展開に。
この状況では乗り気になれない面々だが、
書いてある内容は掘り起こさなくとも、
覚えているだろうと言い出す。
それぞれが書いた内容を思いだし、
当時の夢と今の現実が違う状況のなか
元”番長”だけが思い出せないと悩む。
そこで、最近では、昼に食事をした事も忘れる
元”先生”が、昔の事は良く覚えていると言いだし、
元”番長”の将来の夢は”コックになること”で、
このメンバーで夢をかなえたのは元”番長”だけであった。
皆から好かれようとして結果的に、
生徒に追いやられる元”委員長”の先生と、
嫌われてはいたけど、実は、誰よりも生徒をみていた元”先生”。
果たして、どちらの教育が”正しい”のか、
壁に貼られた習字”希望”の前で、
元”委員長”が打ちひしがる中、暗転。
井上@元”委員長”
主人公で当時は優等生。
現在は生徒や親にも人気のある教師。
しかし、一人の女生徒への対応を誤り、
『裏切られた』と言われ、窮地に立たされる。
当時の担任だった”先生”を反面教師にし、
同窓会に誘われない教師だけにはなりたくないと、
ただ、それだけの為に、生徒、皆に良い顔をする。
大変に人当たりの良い教師役。
ま、爽やか好青年系は得意分野の井上氏だけど、
その実、内面にヤミを抱える教師。
その辺の対比描写が、ちょっと少なめで、
普通に”良い人”イメージしか残らない。
腹黒い毒舌が面白い人なので、
そっちのダークな一面をストプレで観たかったが、
主人公としてはそれはNGなのだろうか、事務所的に。
鈴木砂羽@元”マドンナ”
今回の同窓会のキッカケ。
子供を水の事故で亡くし、助けに入れなかったのは、
小学生時代、水へのトラウマを植え付けた”先生”のせいと
主張し、慰謝料を請求するため、”先生”を招待した張本人。
ただ、その事故も本人に問題
(ギャンブル依存症)が有ることを示唆。
そのため、段々と最初の勢いはなくなり、
最後にはネズミ講に、手を出しそうに。
訳有り美女、と言われて
全く違和感の無い女優さん。
なんでだろう、声質の問題?
ヒロイン役が砂羽さんだったので、
今回観ようと思ったのだが、まさかこんな役とは。
前田@元”マドンナ”の妹
”マドンナ”の付き添いで来たが、
”先生”を訴える姉のサポートで同窓会参加。
しかし、慰謝料請求と啖呵を切ったものの、
姉の言動が曖昧であることが分かり、弱腰に。
最終的に、完全に部外者。
そのため、最後のカレーも、
居たたまれなくなり、食べるのを拒否。
正統派ヒロインタイプ。
ただ、今回は付き添いの妹ポジションで、
それほどの出番はなく、
イマイチ、印象に残らない。
高橋@元”番長”
今は落ち着いているけど、昔は悪ガキ。
その口調に何処かで観ているハズと、
思ったら『海辺のカフカ』のホシノだった。
蜷川演出で数本、観ているが今回、やっと声を覚えた。
岩瀬@元”ガリ勉”
当時は真面目キャラだったが、
結局、親の跡を引継、工務店経営。
ほとんど、本筋とは関わらず、特に見せ場もない。
映像系の人かと思ったら、小劇場系。
ただ、ほとんど、出番が無いため、よく分からず。
有川@元”のけ者”
元”番長”の腰巾着だが、
その存在は薄く、皆に忘れさられる。
そういう影の薄い役だけど、
今回の出演者では一番、濃い。
口調や演技とか、些細な仕草が妙に残る。
小島@元”恋する女子”
当時は女子のなかでも中心的存在だったが、
現在は田舎の街で埋もれている。
砂羽さんとは違う意味で、
幸薄いというか、退廃的キャラ。
近藤@元”先生”
主人公の対となるキャラで、
口は悪いけど、実は、誰よりも生徒思いな教師。
生で観るのは初だが、映像と舞台で差がない。
このサイズの劇場でも、聞こえないという事もないし。
『トライアングル』の脚本家だし、
井上氏主演だから、軽いノリかな、と思ったら、
スゴい重い、典型的な小劇場系な脚本。
井上氏主演でパルコ劇場なら、完売だろうと思ったら、
この重い内容では、リピートするのは…。
井上氏主演なら、FC経由でファンは買い占めるだろうし、
そりゃ、譲渡版に沢山、出品されるよね、と。
ま、テーマが重いだけで、眠くなる、
或いはツマラナいという事はないので、
一回観るには十分、面白い。
終演後、二回カテコが
有っても、鳴り止まない拍手。
普通だったら、それで終わるんだろうが、
リピーターというか井上ファンで埋め尽くされた
観客の暖かい拍手(出るまで帰らない的な雰囲気も)。
内容が内容だけに、主人公とはいえど、
笑顔で登場するには、はばかれる内容だけに、
三度目になると、ちょっと困ったカンジの井上氏。
前楽なので『あと、一回有りますが宜しくお願いします』的な挨拶有り。
その横を洒脱なノリで、答える近藤氏がツボ。