ざっくりなネタバレなあらすじ。






サイレント映画の大スターのドン。
主演映画の公開日、終演後、ファンに囲まれるが、
偶々そこに居合わせたキャシーを利用して、逃れる。

しかしその行為に最初は怒ったキャシーだが、
ドンの正体を知り、興味を持つ。
実はキャシーは売れない舞台女優だった。

数日後、ドンの所属する事務所の社長が主催したパーティーで、
余興で登場するキャシー。再会出来て喜ぶドンだが、
バカにされたと思ったキャシーは、ドンの顔にパイを
ぶつけようとするが、誤って看板女優・リーナの
顔に当たり、キャシーはクビにされてしまう。

キャシーを探すドン。
なんとか再会し、新作映画のヒロインの妹役に抜擢されるキャシー。
時代はサイレント映画からトーキー映画にとってかわり、
新作映画もトーキー映画として、改めて進む。

慣れないトーキー映画の撮影に苦労するスタッフだが、
ミュージカル映画として撮影することを思いつくドン。

その切り替えは上手くいったが、一つ、問題が。
それはリーナの特徴的な甲高い声であった。

そこで、キャシーが声だけ担当することになり、
一回だけならと、キャシーも納得し、
逆に公開初日にデビューする事が決まり、撮影は続行される。

しかし、そのカラクリを知ったリーナは激怒し、弁護士に訴え、
今後も声だけキャシーに吹き替えをさせる契約にすり替える。

公開初日、契約をたてに、リーナは
キャシーを表舞台に立たせないようにする。

初日は大成功し、急遽、挨拶を任されるリーナ。
歌もリクエストされ、口パクで対応するリーナだが、
その途中でカーテンが開き、キャシーの存在が明らかに。

リーナはそのまま逃げるように退場し、
残ったキャシーが最後まで歌い、そのままデビュー。
で、ドンとキャシーが結ばれ、幕。





大変に展開が横道なミュージカル。
そして主役ありきなミュージカルでもあり、
アダム・クーパーの存在感が重要。

色々な格好で唄い踊るが、
そんな中一幕最後のタイトルソングを
雨の中で唄い、踊りながらも、ほぼ軸がブレない。

決して、美声で上手いという訳ではないが、
唄って、大変に踊れるミュージカルスター。

この他、お友達が大変に個性的。
これまた歌が上手いという訳ではないが、
かなりの存在感で、言葉が分からないのにおもしろさが伝わる。

ヒロインは結構、普通の歌ウマ。
どちらかというと、そのヒロインを
イジメるリーナの方が個性的過ぎて。
ソロも一曲あるのだが、あの歌というか、
台詞な一曲を歌いきるのがスゴい。

役者としては、ドンの事務所の社長が気になったが、
ソロすらない。声は悪くないだけに、勿体ない。

次いで、気になったのが映画監督。
コチラもソロはないが、
リーナに演技指導を付けていき、
段々とコミカルになっていく様がなんかツボ。
あれって、日替わりなネタになりそうだし。



もう一つの目玉に、キャストによる水掛けが
あるが、観劇した時は、見事に下手を中心。
上手はビニールで避けるほどではない。
フェイントとかかけて、掛けるから観てて面白いけど。

当日券では上手端席が一席ずつ前から順に残っていたが、
”それほど濡れないけど、前方で観れる席”を
敢えて残したのか、単なるミキレ席を販売したのか。


舞台がそこの浅いプール状態になり、
そこに水が貯まっていく仕組み。
そのため、あの中で歌い踊る一幕最後はやはりスゴいのかも。

自分にはダンスの知識がなく、アダム・クーパーが
どれほどスゴいダンスを舞台上で披露しているのかが、
分からないのだが、印象に残ったのは腰の高さと足の長さ。