野村@マクベス
冒頭は格好良く登場したのに、ダンカン暗殺後は、とにかく、ウジウジと悩み続ける。
そして、予言を信じるスピリチュアルな一面も。
で、予言を信じ、死なないと、思って強気に振る舞うのに、窮地に陥ると、どんどんと、破れかぶれに。
最後は土に帰る演出。


秋山@マクベス夫人

典型的な強気なアネゴ肌な夫人。旦那を焚き付け、国王を暗殺させ、挙げ句の果てに、証拠を隠滅。
亡霊を見て怯える旦那を守るが、2幕(今回、休憩無いけど)では、その旦那の恐怖が伝染し、一転、気弱に。
その変貌振りに裏付けはないが、何となく精神を病んでますという演技に納得。
最後、自殺するが、その描写はなく、伝令から伝え聞くのみ。


他の出演者は三人の男性で、魔女ならぬ魔"男"。
他にバンコーやダンカン、その息子も演じる。

特に、目立つ人は居ないのだが、2幕でマクベスが再び魔女に会いに行き、予言を請う場面で、大音量で音楽が流れるなか、三人の魔法飛び跳ねながら、予言を告げる演出がすごかった。
この三人の経歴が、天井桟敷と知り、なんとなく、納得。


最初の数行の台詞を聞いた時、設定を変えての上演かと思ったら、普通に名前・地名ともに戯曲そのまま。
バンコーやダンカンは登場するものの、その息子や夫人は登場せず。それで、一時間半の舞台になったが、それでもマクベスのウジウジさは健在なため、若干、ダラダラ進む。