作家志望のポエムは、亡くなった妻の実家で、義父と異母兄弟の兄・エイジと一緒に暮らしている。
実は妻はある事件で亡くなり、その報復をしたために、妻の実兄・ケイタは刑務所の中に居た。

そんな居候生活にポエムの義父は自分の介護を有償で依頼する。

そうした生活を始めるが、義父が亡くなってしまう。死後、ポエムに文筆業よりも介護職を勧める手紙を残し、そのまま、幕かと思いきや、幽霊の声で再登場する義父。
ポエムとケイタ、そしてエイジを息子と言い、言いたい事を伝え、成仏する義父。

そして、これは行住坐臥をポエムに教えたという事で、幕。

後半はMC&歌。
オリジナル楽曲を二曲ほど。駒田氏が歌詞を間違え歌い直したり、畠中氏のマイクコードが外れたり、キーボードの電源が落ちたりと色々とグダグダな展開。


宮川@ポエム
決して、通る声ではないのだが、ともかく美声。というか、ウタウマ枠。役作り的にダメな子(大人)なので、作った声なのか。一曲、生歌あり、だけど、バズーカな歌い方では無い。
でも、三人で歌った時、ハモりで聞こえてくる声は、一番キレイ。

畠中@エイジ
三人の中では、安定の歌唱力。全体的にバランスの取れた方、というか、単純に声質が好み。
で、ソロだと、抜群に目立つのに、デュエット、三人・五人のコーラスだと、埋もれてしまう。単に、自己調整しているだけ?

駒田@ケイタ
一番のマイク要らず。元々、声量があるからか、マイクの使い方が上手いのか、三人で歌うと一番、目立つ。
劇中では、パーカーで身を包み、拘置所と書かれたダンボール箱を抱えていたが、台本を持っている?
最後には、横縞衣装の囚人服で登場。なお、囚人番号は231689(の様な数字)という謎の番号。

幸村@お父さん
老け演技用の声を作っている?実は、ミュージカル畑の人では無いのかも。

井上@お母さん
発声からして、ミュージカルでは無いと思うのだが、何が専門何だろう?


という訳で、初MHKライブ。
てっきり、コンサートかと思ったら、音楽劇。と言っても、コントに近いけど。声の好き嫌いは別にして、基本、ウタウマが揃っているので、聴き応えのある音楽劇に。

舞台の内容は暗いのに、お父さん以外が全員ボケなので観劇後はそれほど重くない。

で、面白いのは、前説とMCコーナー。

前説は駒田氏によるアナウンスで、やたらと"演出上の都合"を多用。

また、終演後の今後の予定では駒田氏が現在出演中の舞台について、"あぁ、無情"と紹介。

『もう、大分、落ち着いたので、是非お越し下さい』(だいたい、そのような内容)と自虐的に宣伝。