開演前から役者が円形ステージに登場し、勝手気ままに振る舞う。そこに、渡部氏が登場し、舞台開始宣言をし、洗礼(?)するキャラが登場。登場人物全員の名前が決まる。
そして、ジョシュアの誕生から始まり、カリスマ性の発揮、弟子との交流、ジュダスの裏切り、十字架への張り付け、と設定が現代な事を除いては、有名なエピソードをほぼ踏襲して、幕。


渡部@ジョシュア。
キリスト役。とにかく、映像のイメージ通りの気弱だけど、自分を貫くキャラ。って、何で観ているかが、思い出せないのだが。
会場も小さいので、台詞が聞き取れないということもなく、かなり動くので、逆に聞き取れる事がスゴいのかも。
また、あの髪型なので、どこに居ても分かる存在感。それでいて、映像で活躍していることもあり、それなりに主役オーラも。

窪塚@ジョシュア。
ユダ役。勿論、兄の印象は強く、似ているけど、そのカリスマ的アンニュイ感がこれまたユダと重なる。一人、我、関せずといった処もあるが、居るだけで絵になるタイプ。無駄に魔性のユダ。
会場が小さいため、通る声なのかが、不明。

今奈良@タダイ。
無駄に通る声なので、目に付く。それでいて、一人、オッサンなので、余計に。


松田@小ヤコブ
本当に小男。それをネタにされてしまう。キリストを告発するキャラのため、一人、異才を放つのだが、結構、台詞廻しに特長があるため、小さくとも存在感有り。


この4人が出演者のなかでは目をひく。他にも、その時々で気になる役者は居るものの、トータルになると…。やはり、テニミュ役者で構成される舞台。あれだけの人数を輩出していても、普通の舞台で、また観たいとなるには…。


内容は聖書に書かれている説話を現代風にアレンジしたもの。だいたいは知っているし、その後に続く伏線なんかも張ってはいるけど、これを観に来た人にどれだけ通じるのだろうというネタもしばしば。また、ALW版『JCS』と被るネタも有り。ただ、どちらかというと、『アルターボーイズ』的ノリ。

ただ、同性婚の件とかは本ネタが分からず。

で、気になったのが、客席に一人居た中年くらいの外国の殿方。途中、居眠りしていたので、関係者では無いのだが、原作ファン?

演出は青井氏。東宝ミュージカルにおける山田演出並に、無難に仕上げる演出家なので、
今回も無難な翻訳モノに。ただ、内容的には無難な方がよいのか?

Twitterでも書いたが、13人全員がキャラ立ちする役者で観てみたい。パッと浮かんだのが、『デモクラシー』出演者によるverだったが、少し年配な役者陣で観たい演目。