あらすじは過去記事で。
以前、『えっと、おいらは誰だっけ?』で観た同脚本の別演出。
オチだけは知っていたが、今回、狂言役者が演出ということもあり、かなり、笑い重視な演出に。
以前観た演出は、ドアを大変に効果的に使用し、どのドアを開けるかによって、どのトラブルかを分かり易くしていた。今回の演出はひたすら台詞の応酬と妙に印象に残る仕草で、主人公達がドツボにハマっていく。
そのため、メインとなるエリック役者はもう少し聞き取り易い役者で観たかった。
というか、キャラメルの岡田@エリックが滑舌が良いのか?
また、役者で分かるのが数人だったため、ほぼ役として観ていたが、それが影響しているかも。
とりあえず、特筆すべきは冨岡@ジェンキンス。完全にデオチな髪型で、ビジュアルで持っていくのかと思いきや、名前すら口に出せない恐ろしい上司の表現方法とか、かなりマメのように見せて思い切りザルとか、細かい処で笑いを持っていく。究めつけは、千鳥足演技と。というか、鬘設定なのか、彼。
で、次に来るのが、小林@ミス・パーカー。特にオチを持っていく役なので、その180度の転換振りがモノを言うのだが、見事に豹変。
ただ、この2役は役による処もあるが、かなりのキャラ立ち。
前回、観た時は、ノーマン(小林隆)を主役。そのため、巻き込まれる感が一層、強かった。しかし、今回はエリックの方が主役のため、巻き込む感が強い。
この辺も同一戯曲でも、演出による差なのかも。
余談。
今回、翻訳が小田島恒志氏。前回、観た時も同じ翻訳で、パンフに挨拶があるのだが、ほぼ同じ内容。これ、出だしが、今回の脚本家クーニー親子の同一展開の戯曲に触れるモノで、それを踏襲している?