*前口上*
Todがファースト役者で無かった為、作品レポでなく役者レポです。ツアー版の演出に関して検索された方、比較的普通のレポやUwe@Todに特化した2010・1のエリザ感想をお読みください。
また、分かるとは思いますが、途中からルキーニしか観てないです。
さて、本編。
まさか海外に行って、エリザとトートのメイン二人を同じ組み合わせで観ようとは。それも、二年前も元旦で今回も元旦と同じ日付。あの時は始めてのドイツ語エリザだったので、全てにおいて新鮮だったが、ツアー版エリザでUwe@Todを観たら、この染五郎トート(前回のツアー版写真の“私が踊るとき“のTod扮装が顔色の悪い市川染五郎にしか見えない)では物足りなく、初めこそ普通に観ていたが、段々ルキーニにシフトチェンジ。
エリザ@Annemieke Van Dam。二年前よりも貫禄あり。かなり高音が出るようになってるし、最初の“私だけに“の高音上げに無理がなくなっている。ただ、一幕最後の“私だけに“は相変わらず苦しそう。二幕に入ってからも、若妻から皇后という雰囲気に。“私が踊るとき“では、トートよりも目立つ。それでいて、ドクトルシーンでは、精神的に追い込まれて、か弱い系。精神病院でバンデッシュと張り合うが東宝版と違って負けないシシイ。ラスト、黒衣を脱ぎ捨てると結構夢見るシシイになっているのは実年齢によるもの?
トート@Oliver Arno。ホストート振り、顕在。最初の“私を燃やす愛“から微妙なアレンジを加える。そしてトートソロでの“闇が広がる“の高音がきれい。やはり、Todより、ルドルフ音域だよねー、と再認識。“私が踊るとき“では、ゴンドラからステージに降りるのに段差探しで、足がプルプル震える。
メリットは若さ?多分、城田@トートよりも若い雰囲気。東宝版トートの衣装でも無理がない。むしろ、Mateのアンダーでキテクレ。
ルキーニ@Kurosch Abbasi
“我ら息絶えし者ども“は『エリザベート』をシャウトする位だったのに、“結婚一年目“で映写機を異常に回転させたりし、気になり始める。
そして、“カフェ“の給仕で一気に目が離せなくなる。一応、細々と食器を片づけるなど、仕事をしている。でも、レミゼのテナ並に唾をいれたり、勝手に飲んだり。げーと吐いたり。最前上手で観ていたのだが、『Noch eine melange?(メランジェもう一杯?)』で勧められるとはwww。勿論上手に座っていただけで、自分に勧められた訳ではない。
“ミルク“に至ってはピンスポが当たってないのに、跳ね橋の上にいるルキーニに目がいく。ここのアンサンブルダンスは結構、好きなのだが、なにをするのか分からないルキーニが気になって、気になって。
二幕の“キッチュ“も客いじりでアドリブ。そして、独自に切る節回し。一応、この時に投げるチョコゲット。
“エーヤン“辺りから刺客モード。一度シシイを狙い、走りこむが、その後に“私が踊るとき“でトートが登場するため後ずさり。
“皇后の勝利“
ナプキンを股間に宛て、下ネタ全開。
“マダムヴォルフ“
娼婦を色々エスコートしてくるが、触った後に黴菌を触ったかのように、壁になすりつける。そして、完全に馴染みの客状態。
“闇が広がるリプライズ“
ルドを連れてきて、トートに差し出す役目。
“悪夢“
ヤスリの上で歌っているトートを注意深く観ており、下でヤスリを受け取る準備。キャッチした後、慈しむ様に扱った後に、お約束な刃先をなめる。
“暗殺“
全力疾走で跳ね橋を駆け下り、でも暗殺はサクッと。
“愛のテーマ“が始まったので、もう出番は無いだろうと視線を二人に移したら、ルキーニの見せ場、首吊りを見逃した。
キャリア的には全然、有名ではない。演っていて『レント』のCoffinとか、ワイルドホーンでは無い『シラノ』のクリスチャン。ルキーニも始めて2・3年くらい。なのに、ここまで惹かれたのは、前回日本で観たルキーニが二回とも、高……。
フランツ@Mathias Edenborn。登場時から皇帝、というか老けフランツ。明らかに登場時が、『う~ん、マックス?』というビジュアル。
“皇帝の義務“も、そのビジュアルでゾフィの傀儡政権(マザコンwww)はまずいだろう的な印象。“あなたが側にいれば“もシシイが若いビジュアルなため、若干、ロリコン風味。
で、“最後通告“は幼児監禁的な。ていうか、ぎゃくー。
なので、“父と息子“あたりになると、やっと年齢が追いつくのに、髭のせいで“祖父と息子“状態www。勿論、“夜のボート“でシシイがそれ相応なのに、フランツはさらにお爺ちゃん化しているため、完全に箱根温泉の不○カップル状態。
と、実はルキーニと出演シーンが被らないため、フランツは良く観察していたらしい。でも、SDでは普通にファンに対応する好青年振り。むしろ、実年齢はフランツ@禅より若いと思う。
ルドルフ@Martin Markert。普通にイケメン。プロフの写真もイケメン風だが、実物はより一層。なのに、染五郎@トートとの闇広だと、影が薄い。というより、二人ともルドルフwww。
ゾフィ@Betty Vermeulen。結構若い。ドス系ゾフィではなく、高畑淳子系の甲高い系ゾフィ。
アンサンブル的には大司教ポジション。いつも、目の前におり、眼鏡なので、かなり目に付いた。
そして、トートとルドルフ以外、ファーストキャストとかなりラッキーな観劇なのに、一番肝心な処が残念という。