"囚人の歌"
ソロが始まる前に顔をあげるバル。
↑そんな主張をするバルを初めて観た。この公演はひたすらジャベを追っかけようと思っていたのに、予定変更。
※全編に渡り、想像以上な演技をするため、悪い意味で目の離せないヴァルジャンに。
別所@ヴァルジャンのファンの方、これから初見で別所@ヴァルジャンを観る予定の方、変な先入観を持ちたくない方は読まない方が無難なレポになっております。
感覚的には現WEのヴァルジャン役者、SIMON BOWMANに似ています。(あくまで演技力・歌唱力ではなく、私的感覚が)
『パン一つだ』で、妙にパンを強調とか。セリフというか歌というか独特な台詞廻しで歌うバル。ジャベも充分、独特の節廻しで歌うので、余計に。
"仮釈放"
炭鉱節(藁掬い)は予想通りオーバーアクション。なのに、その後の民衆の暴動はあっという間に埋もれていく。
"司教"
いきなり、パンを持ち正面に向かって貪り喰う。テレビ的な見やすい演出。その様子から司教妹が嫌悪感露わに。
『これは高い』で燭台を食い入るように見つめる。
燭台を最後まで奪おうとするバルに対して、かなり暖かい司教様。その様がかなり更生モード。
"ヴァルジャンの告白"
日本人でこのパートを台詞の様に歌う人がいたとは。結構、海外だと台詞のように歌うヴァルジャンが多いので(一番、顕著な例がDrew Sarich@ヴァルジャン)その感覚に近い。
また、小道具として燭台を全面に押し出す。
そして、仮出獄許可証を破り、放り投げる最後の瞬間まで演技。
"1日の終わりに"
市長様、颯爽と登場。基本、ここは工場長に任せ、スルーが基本だが、ちょっと、『工場長に口を出すのでは?』と思わせる。勿論、そんなことはなく、ファンテに暖かい微笑みだけを残し、去る。
"ファンティーヌの逮捕"
バルは結構前から舞台上におり、一人、事の経緯を観ているが、ジャベが登場することにより、一番後ろからその様子を見守ることに。
それでも、照明が当たっているため、『どのタイミングで入ろうか』と迷っているのが分かる。勿論、入るのはジャベの台詞の後なのだが、今にも乱入しそうに観ているバル。
"馬車の暴走"
ここはあまり溜めず、そのまますっと持ち上げに入る。どちらかというと、その前にジャケットを投げて渡すのだが、なんかその様が絵になる。
"裁き"
番号上げなし。
名乗ろうか、黙っているかの迷いを歌うが、勿論、ここも熱の入りよう。名乗って牢獄キャラなのが納得。
"対決"
対鹿賀@ジャベでも、音のバランスが取れている。調整しているのか?
歌唱後、倒れて気絶するまでが相変わらず長いジャベ。
"幼いコゼット"
身長があり比較的細いため、あの黄色いコートを着ても、太く見えないのが凄い。
"取引"
交渉時に椅子を倒すが、立ち上がりながらではなく、倒すためだけに、移動。その辺がかなり、暴力的。
くるくるコゼットは七回だが、回転後もよろめかない。また、ハケる時はコゼをすくい上げるが、次のイントロが聞こえるまで、舞台に居る。
"乞食たち"
テナ一味に羽交い締めにされる処まではされるがままだが、ジャベ登場でかなり振り切るバル。
"プリュメ街"
テナ一味退散後、慌てて駆けつけるが、意外とここはアッサリ。バタバタと来ない。
"ワンデイモア"
マリパートで、人形をコゼに渡すバル。それに対して、ジェスチャーで答えるコゼだが、まさか、そこでコゼと関わるのか、と。
二回目の『明日は』が結構ロングトーン。
ジャベの三角行進侵入を今回、始めて観たが、やはり、振り付けがズレるジャベ。
"バリケードを築こう"
エポの使いパシリ後、手紙を読むが、降って手紙を広げる。ちょっと、新鮮。『君の恋人』での動揺は抑え目。
"ちびっ子仲間"
ジャベとの対立の『何も分かってないな』が妙に穏和。勝手に深読みしているジャベなので尚更。この辺の聖人(?)バルモードは秀一。
"共に飲もう"
アンジョのマリ呼びかけに敏感に反応。その後のマリをガン見モードが凄かった。
"彼を帰して"
父性バル。歌よりは演技でマリを心配。
"第二の攻撃"
ここのバル解釈が謎。元々、ここでのバルの在り方が、攻撃に参加か、マリを庇うか、という二択だと思うが、第三の謎の行動。
手をケガしていることをかなりアピールするバル。
下水道の血を確認せず、いきなり蓋を開け、重さを確認するジャベ。
"下水道"
マリの組み換えがスムーズ。
"エピローグ"
一番の年寄りパートなので、歌にビブラートが掛かるが、なにもそこまで老けなくとも。
臨終後は、すっーと、立ち上がる。
別所@ヴァルジャン
初見。ミュージカルは『WIW』のハートライドで観ていたが、主演だと、ここまで濃い演技をするとは。
歌は他の方が良いので、売りは演技か?それでも、やりすぎ感、有り。