ラインハルトが帝国内で地位を築き、皇帝・フリードリヒ4世の崩御までが1幕。その後の門閥貴族の一掃、オーベルシュタインの策略によるキルヒアイスとの関係の亀裂、ヴェスターラントの核兵器投下、そして、アンスバッハの襲撃によるキルヒアイス死亡までが2幕。その後、新たな敵を同盟に求め、戦うことで生きていくラインハルトで幕。

ラインハルト@松坂。普通の落ち着いた喋りは問題なし。その辺は流石に戦隊モノリーダーをやっていただけに、貫禄的なモノはバッチリ。ただ、感情が入ると、難有り。特に2幕はラインハルトの葛藤が主になるため、若干、一辺倒に。また、何故かギャグ要因もあるので、こいつはラインハルトではないだろう的ツッコミも。

キルヒアイス@崎本。補佐役として、普通に忠実な部下を熱演。後半でも、ラインハルトにないがしろにされようが、それを受け入れる演技は良し。そして、ラストではお決まりのようにラインハルトの後ろに立つし。つい、ドリフの『後ろ後ろ』と。

ヒルデ@宇野。台詞は、まあ許容範囲。今回はほとんど出番がなかったが、次回以降が大変かも。

ミッターマイヤー@中河内。ロイエンタールに比べると地味キャラなイメージだが、舞台でも取り立てて活躍がなく地味。髪も金髪で結構目立つし、出番も多いがやはり地味。それでも、戦闘シーンでは派手に踊っている。もちろん、オフレッサーと剣を交えた普通の白兵戦もあるが、それも、やられ役。あるいはロイエンタールの引き立て役。

ロイエンタール@東山。やはり美味しい処をかっさらっていく。オフレッサーとの白兵戦も最後のトドメをさすのはこっちだし。存在感だけでは、オーベルシュタインに次ぐキャラ。ただ、身長が低め?

メルカッツ@ジェームス小野田。存在自体は最初から出演していたので認識していたが、出番は少ない。一応、自殺未遂の見所もあるが、それだけ。同盟軍に亡命してから、出番があるかも知れないがそれだと次々回?

ミューゼル@堀川りょう。ラインハルトの父親役で言わずと知れたラインハルト声優。しかし、こんな老けたのか、堀川。特に飲んだくれの駄目父親の演技のため、最初は分からなかった。

オーベルシュタイン@貴水。かなりの策略家路線。登場の段階から、キルヒアイスを貶める匂いが。役作りは義眼に至るまで、細かい。

アンネローゼ@白羽。あの金髪と衣装が似合うのは流石元ヅカ。若干、仰々しい台詞廻しだが、あの衣装とセットなら問題なし。

フリードリヒ4世@長谷川。かなり横柄キャラ。最後まで、ラインハルトを苦しめる。しかし、この手の皇帝役を威厳込みで演じるのは流石にベテラン配置。

ビッテンフェルト@吉田。この辺から、微妙人選枠。赤毛で、考えるより先に動く。なので、猪突猛進タイプなのだが、ラインハルト配下ではかなり異色。

シュターデン@ひわだ。髪型のソバージュの中分けが極端で、禿げ。冒頭から一人動いているが、『これは教科書に載ってない』という捨てセリフを言ってさる。

シュナイダー@村上。メルカッツの忠臣。自殺シーンでは小芝居も。

オフレッサー@中村。原作通りの原始人。双璧との白兵戦は結構、長かった。つーか、シツコイ。BGMはクラシック。

アンスバッハ@高山。ラインハルトに復讐するほどの忠臣?単に、ヴェスターラントへの復讐?

ブラウンシュヴァイク@薗岡。門閥貴族でかなり老けメイク。しかし、あの汚い性格はかなり体現。酔っぱらいながら、歌うシーンもあり、実は美味しい。

リッテンハイム@石鍋。コチラは意外にも、腹ぐらい役で、完全敵役。ポジション的には美味しかったのに、最後が暗殺とは。役者の順番としてはトリなので、このメンツでは準中堅処か。

いきなり、ナレーターがなく、群読。そして、銀河や軍艦をダンスで表現。そのため、船隊の動きから、何から何までダンスなので、慣れるまで、時間がかかるが、見慣れると面白い。
なのに、オフレッサーとの白兵戦は、クラシックをバックに、きちんと決闘スタイル。
ちょっと、これだけ歌える人が揃っているので、ミュージカル版とか観たいかも。というか、歌で聞きたい人が何人かいる。
1幕の展開の早さは良かったが、2幕のラインハルトの中弛みがどうしても否めない。人間ドラマを入れるためかも知れないが、やはり、あのラインハルトのキャラ設定は有り得ない。