ファントム:Derek Andrews(アンダー)
クリスティーヌ:Celia Graham(アンダー)
ラウル:Joseph Millson
マダムジリー:Liz Robertson


開幕前から緞帳はオペラ座の絵。その絵のオペラ座がいきなり焼失。
"Til I hear you sing"クリス人形に歌いかけるファントム。そのクリス人形はベールを持ち、フワッとあがるあのプロモ映像がここ。場所はファントムの仕事部屋。クリス死後か、否か?地の低音域部分は全く問題ないが、高音域になると弱く、Raminでないと。

"Only for you"最初はアンサンブルのコーラスから入り、昔を懐かしむカンジの冒頭。ちょっと、レベッカ風。(ただし、ダンバァース夫人にあたるマダムジリーがメイン(笑))。冒頭のFleckとの会話は無し。で、見世物小屋の映像が映し出され、それとあった動きをする役者。扉を開ける時は、映像と役者の動き呼応。新感線的な映像演出だが、モノクロ・シンプルさから言うと、ケラ演出に近い。
メインテーマがスローテンポで、CDに収録されている速度と異なるが、スローテンポになると、ALWっぽさが分かる。
男性の衣装が新体操チックでイヤ。サーカス衣装ってあんなものか?しかし、ヒゲ男が目立つ。
また、あの小林幸子的衣装(巨大なスカートを履き、顔しか見えなくなるあの衣装)を着ているのはメグではない。

"Are you ready to begin"
ラウル一家登場。クリスの登場の仕方がいきなり出てきて、ピンスポを浴び完全にヒロイン状態。グスタフがまさかの眼鏡っ子設定。馬車がステージに現れ、証明がつき化け物三人衆が浮かび上がるが、あの中に三人は多すぎ。でも、一瞬で写し出される演出は良い。最初からピンで登場していたフレックスのキャラが一番気になっていたが、ああいう衣装とは。グスタフはなぜか馬車の後ろから乗り込む。

"Look with your heart"
ピアノで"Love Never Dies"の旋律を弾くグスタフ。その後もアル中ラウルとクリスとの会話が続き、グスタフが『このオルゴールを見て』とラウルに見せる。が、腹いせにそのオルゴールを蹴るラウル。(ここで観客から笑いが。)グスタフも退場後、クリスがそのオルゴールを持つと、そのオルゴールから"マスカレード"が流れ出す。(もちろん、オリジナルのサルゴールとは全然違うもの)
で、ファントム、ベランダから登場。

"Beneath a moonless sky"
結構、官能的な手付きでクリスに接近するファントム。振り付け的にはオリジナルの"MOTN"を彷彿。
そこにグスタフ駆け込む。
ファントムとは親戚のお兄さん(オジサン?)的触れ合い。
グスタフ去ってから、オリジナル旋律を歌うファントム。基本、オリジナル旋律はインストのみだったので、そこでこの曲をファントムに歌わすかい!的ツッコミ(オリジナルのどの曲かは忘れた)

"Dear old flend"
本音と建て前ソング。本当に再会を喜んでいるのはクリスだけ。ハモリ方が、オリジナルの"支配人のオフィス"的ハモリ。また、『クリスティーヌ』とジリー親子が呼びかける旋律はオリジナルで最初に怪人がクリスを呼びかける時の旋律と同じ。

"Beautiful"
下半身が人間、上半身は骸骨という人間登場で、観客に笑いが。何が可笑しい?下手にあるクリス人形がグスタフにみつかりそうになり、慌てて隠すファントム。なお上手には、ファントム人形があり、ロン毛で若干美化されている。席位置からオルガン弾き人形の全体像が分からず。メデューサ(ゴルゴン?)はわかりやすい。結構、ウロチョロするグスタフ。と、それを手助けする部下三人。で、フルフェイスマスク(というか、そういう仕様になっているなら、顔半分を仮面で隠さなくとも良いのでは?あれだと、仮面を付けてない方の髪の毛は地毛っぽく見えるからか?)をとると、悲鳴あげてしまうグスタフ。そして、"ホリブル、ホリブル(身の毛のよだつ恐ろしさ?)"と言うだけ言って、ファントムのプライドをいたく傷付け退場。結構、あの素顔で長時間いるファントム。今回、左半分の素顔はクレーターでなく、段々の皺の様になっている。クリスとも抱き合いキスするかと思いきや、未遂。その住処にマダムジリーも登場。銃を持って意味深な1幕ラスト。ただし、グスタフのコートを引き裂く演出はなくなった模様。

2幕。
"Why dose she love me ?"
アル中ラウル。で、途中からバーテンがファントムに。いつ切り替わるのかなとずっとバーテンを見ていたら、後ろにある鏡を磨き始めるバーテン。そこに写る右半分の顔に違和感を感じながら、見ていると突然振り向きファントムに。後ろに鏡があるのはこのため?また、右半分が異形で左半分は普通の髪型のため、今回は左半分だけ鬘だけ被っている設定?

"Devil take the hindmost"
ラウルの方が身長がデカい。ラウルが下パート、ファントムが上パートのため、このファントムの場合、ハモリがイマイチ。

"Bathing beautv"水着ショー。つうか、普通にショー。メグの落胆ぶりを見せつけるシーンだが、衣装が色々変わっていき、普通に面白い。

"Before the performance"
ラウルとクリスのシーンだが、今回めて普通のキャラに。ここで、オリジナルから"小さいロッテ"

"Devil take the hindmost(re)"四重奏ってグスタフも?マダムも低いので、グスタフパートの高音が際立つ。

"Love Never Dies"
脇(舞台袖にあたる位置)から見ているファントムが妙にストーカー。ラウルの去り方が気障。バラ一輪に置き手紙って。
グスタフ誘拐。まず、ファントムに疑われてしまうマダムが可哀想。で、海岸へ。すったもんだでメグが自殺をはかろうとする。そこでイミフな説得をするファントム。呆然となり、銃身を弾いてしまうが、たまたまクリスにあたり瀕死状態。死に際に本当の父親を告げるクリスだが、グスタフはラウルを探しに退場。
どうやってか、ラウルを連れてきて、ラウル・グスタフ・クリス並び。で、クリス死後、グスタフをファントムの方に行くよう促すラウル。グスタフがファントムに抱きつく。ファントム一瞬驚きつつも、抱きしめる。で、幕。



ファントム。アンダーだが、音域的には好み。ただ、ここで高音を利かすという処が弱い。また、デュエットに関しては二人とも微妙。
ラウル。長身。今回はラウルを選んだ方が正確では?但し、アル中でなければの話。
クリス。可愛い声。野村玲子的発声。そのため、ソプラノが必要な歌やアリアに難あり。
グスタフ。ウィーン少年風ソプラノ。子ルドはいけるが、ガブで見るにはイヤな発声。


一幕が、CDと違い大幅に改定。ただ、ラストは変わらないので、所詮、昼ドラなノリ。
また、RAMINが生で見れなかったのが、残念。