ストーリーは『安寿と厨子王』がベース。記憶を無くした厨子の生まれ変わりが僧になるまでが一部。で、母親に会いに舟に乗るまでが二部。

と、解釈してみた。
はっきりしたストーリーがあるのかと思いきや、ない。多分、歌詞を聞き取ればストーリーがあるのだろうが、歌詞が聞き取りにくい。ただ、そういったストーリーが無くとも、あの音楽と独特の世界観は一度、観といて損はない。
また、『SEMPO』と違い、全曲、中島みゆきが提供なので、男性の声で中島みゆき作曲の曲が聞けるのは新鮮。男性影コーラス(見える位置でオケピにいたが)の声質が個人的に当たり。

中島。セリフ部分はいつものアニメ声。曲もそれ系と低音を効かせる系の二種類を使い分け。ただ、メインの曲は効かせる系の歌い方。一ヶ所、生声の所があり、かなり鳥肌モノ。
中島以外の女性パートはそのアニメ声系を意識した歌い方。その分、男性パートは男性の低音を生かした歌い方。また、中島以外のセリフは全て、七五調。

舞台セットは両側に実際の水を使用した滝。一幕では紙風船が滝の様に流れるが、二幕では本物の水が滝のように流れる。