内容は初演(2008・06)の感想参照。

長塚。登場時・退場時こそ、ヨタヨタ演技だったが、話し出すと止まらない。もちろん、劇中も歩き方に歳を感じさせる演出もあるが。日下氏とは違うタイプの口跡の良さで、聞き取り易いとは言いがたいが、やはり好みな声質。映像なら寡黙な役でもアップがあるから構わないが、あのコミカルな話し方がセリフメインの舞台だとより活かされる。いつもの話し方と言われればそれまでだが、あの若干の文語体の様なセリフを淀みなく、話すさまが良い。
今回、観劇前に゛コンラッドはツンデレ゛と言うのを読んだため、かなりそれを意識して観てしまった。確かに、プライドの高さからくるツンとヘンリックにわかってもらいたがるデレ。若干、ツンの部分が鼻に付くが、そういうキャラと思えば分かりやすいかも。
オーストリア貴族の衣装がツボ。つーか、ルドルフが着そうな服だが、長身のため似合う。そして、白バージョンも持っているなら見てみたい。

益岡。若干、作った声音。しゃがれているのが、わざとなのか?基本的にコロコロ変わる表情を楽しむ役だが、いかんせん遠すぎた。

鷲尾。乳母というのが、妙にハマる。特に、あの微妙なボケた間がツボ。樫山さんは可愛い乳母だったが、こちらはウッカリな乳母。普段から見ているイメージもあるか?