心理学やカウンセラー、セラピスト、

コーチングなどを学ぶ方はもちろん、

そうでなくても傾聴スキルを磨く機会は

多くあるかと思います。

 

中でも、同意・同調ではなく、

「あなたの話を聴いているよ」

「そういうことがあったんだね」など

相手のことを受容するサインとして

「そうなんですね」と返すことを

推奨されたことはあるのではないでしょうか。

 

もちろん、共感力がともなっている場合は

すごく寄り添ってくれる

愛ある言葉になりますが、

 

・・・乱用していませんか?

 

おそらく、まだ使い慣れていない方だと思うのですが

ロボットのようにただ出力するだけ

「そうなんですね」という相槌の連打。

 

あれ、正直、逆効果です。

むしろ、やめた方がいいです。

 

以前、こうおっしゃる方がいました。

 

「同意はしないけど、そうしないと話が終わらないから

 

もう、共感する気なんて

微塵もないじゃないですか・・・

 

やはり言葉には、感情が乗るなぁと思いました。

 

もし、

「口にしていないから大丈夫」と思ったことがあるのであれば

非言語でもビシビシ伝わることがあることを

覚えておくといいかもしれません。

 

特に「わかってもらえない」と感じた時

「わかって」と言わんばかりに

同じことを繰り返し言うケースがあるので

伝え方を改めるきっかけと捉える意識も大切です。

 

「そうなんですね」で終わらせるのではなく、

その次の言葉をいかに丁寧に返すか

大事なポイントになるでしょう。

 

 

まとめ

「そうなんですね」乱用に注意

・そもそも「なんのため」に使っているのか見直そう

(受容するため(利他)?or話を終わらせるため(利己)?)

・使った言葉だけでなく非言語メッセージも重要

・カウンセラー、セラピストなどではなくても

 普段の会話から意識をすると傾聴力が育ちます

 

 

 

少しでも参考になったら嬉しいです。

お読みくださりありがとうございました。