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三月四日ペニーレーン。

生きながら何か習得していく人と、生まれながらに何か持ってる人がいると思う。

アヴちゃんは後者のタイプで、生まれながらのアーティストであり、パフォーマーだと思わされた。そうなるべくして生まれた感じが…うまく表現できないけど素晴らしすぎて観てるだけで魂持ってかれそうになりました。

ドラァグクイーンみたいなビジュアルとか、そういう事は遥かに超越していた。ドラァグクイーンとかそういう問題じゃないっていうか。

長く白い髪、ラメでギラギラ輝くメイクをして、細い身体にぴったりフィットするドレスから伸びる細長い脚にはタイツとヒール。かと言って特別胸に何か入れるわけでもなくまっ平。

男でも女でもない存在感、だけどそれがもの凄く自然で完成されていた。憧れの存在ぶるわけでも、何かになりきるわけでもなく、彼らにとって一番やりたいことを追求して自然と今のスタイルになった感じがあって、凄くいい。

だってPerfumeに憧れて始めたことの完成型がこの女王蜂だよ。Perfumeのコピーにならずに、それどころかもうオリジナリティしかないじゃん(笑)

全身、一挙一動、表情、歌声から溢れ出す力強さと、才能と、観客への慈愛のような優しさと感謝の気持ち、狂気に近い感情の昂りが、ビリビリと伝わってきて感電した。
で、気づいたら前の女の子に足をヒールで何回も踏まれまくって負傷してたけど、痛みも忘れる位素晴らしいパフォーマンスで凄く楽しかったし、アヴちゃんの美しさは神々しい域に達してて見惚れるしかなかった。惚れました、完全に。

まだ全員10代と思えない貫録と完成度。最後のMCでアヴちゃん『外寒いから汗拭いて着替えて帰りぃやぁ』って。柔らかい声と喋り方に母性すら感じた(笑)

おかげで足の痛さを忘れ…

翌日病院行ったけどー_| ̄|○

あのね、いくらドレスコードあるっつってもライブにパンプス、ヒールはどうかと思うよ。危ないから。一回踏んで気をつけようともしてなかったし、興奮して周りが見えてない印象だった。こっちも避けようがないしで。

周りの人を気にかける心の余裕位はもって楽しみたいものです。ね。

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