

↓予告
チェコのアートムービーの巨匠
ヤン・シュヴァイクマイエル監督の新作映画。
シアターキノで上映終わりそうだったから
ギリギリ最後の回観てきた。
10代の頃、ファインアートの授業で初めて
ヤン監督の映像作品(「アリス」「快楽共犯者」他)を観たときの衝撃。
久々に味わえて大満足!
監督曰くジャンルは精神分析コメディらしいけど
全く笑うところのない
(いや、何かの象徴のように
男性器が生えた人間大テディベアが急に猛スピードで走ってきて
転倒するシーンはちょっと笑ったw)
ものすごく切ないストーリーで、
夢と現実の狭間なわからなくなるような映画だった。
本当かブラックジョークかは判らないけど
予算不足の関係で、
写真を使った切り絵アニメーションと実写を融合。
ヤン監督らしいシュールな、
というか人が見る夢そのもののような
映像世界が出来上がっていた。
精神分析医の診察室にかかっているフロイトとユングの写真が
お互いに額を割り合って喧嘩するシーンがなんか好きでした。
私が見る夢も子どもの頃から相当にシュールかつカオスな代物が多いので
「頭大丈夫かな??」ってたまに起床してから思うんだけど(笑)
この映画を見て大丈夫だと思えました。
シアターキノでは観たい映画が立て続けに公開中。
「エンディングノート」は砂田監督が来札する日の前売りを買いました。
予告見ても泣いたけど、
イントロダクションと監督のインタビュー読んだだけで
涙が出た。