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ものすごく面白い映画!

あまり規模の大きい映画じゃない(宣伝費はそんなにかけてない)し、
まだ公開前なので、ひょっとすると映画の存在自体を知らない方も
いらっしゃるかもしれませんが…。
観て損は絶対しないと思う。よ!

主人公が転んだショックで恋人の記憶を失って、
カバンの中に入ってた婚約指輪を誰にあげるつもりだったのか
必死に思い出そうとするんだけども、
どうやら全く違うタイプの女性に三股かけてたようで、
てんやわんやになるという。
コメディタッチのラブストーリー。

三股かけてたのに全然憎めない営業マンの主人公を演じるのは、
「白夜行」で演技力がもの凄いと今更再確認した山田孝之さん。
三股の相手がそれぞれ男性にとっては魅力的な個性を持つ女性達。
ひとりめは同じ製薬会社に研究員として務める年上のツンデレ才女(小西真奈美さん)、
ふたりめはサバサバした明るい性格で巨乳の風俗嬢(真木よう子さん)、
さんにんめは公園でひたむきに人形劇をやっていて庇護欲をそそられる女の子(池脇千鶴さん)。
魅力的な三人に愛されて嬉しいけど、全員なんとなくしっくりこなくて戸惑う主人公。

この映画を観て思ったのは、恋愛感情や愛情はやっぱ理屈じゃ割り切れないよね~…って事。
自分に都合がいい相手だけを、自分を本気で好きだと言ってくれる相手を
本当に好きになれたらどれだけ人生楽か…。
中々うまく噛み合わないから結構難しいんだけど
(なぁなぁでなんとなく付き合う人も多いとは思いますが…
私は生理的にそういうことが出来ないボディになってる、もう。。)、
だからこそ本当に好きになれた相手をまっとうに好きでいることは美しい。
と、主人公を見てて改めて思えた。

男女問わず面白い作品だと思います。
音楽と映像の合わせ方も絶妙にセンスが良いので必見!
(札幌だと大手シネコンでは上映しませんが…残念ながら。。)

監督はキャラクターデザイナーからイラストレーターへ、
更にライターに転職した女性で、
インディーズの自主制作アニメから映像の世界に入ったそうです。
人生何が起こるかわからないよね~ほんと。
自分の可能性に制限をかけて行動してるとロクなことがない…
と自分に言い聞かせる毎日。。

因みに軽くネタバレですが、私は、
ツンデレ才女(小西真奈美さん)が
普段めちゃくちゃ仕事ができてクールな隙のないキャラクターなのに、
意外とおてんばな感じで
口にコンビニのサンドイッチをくわえて白衣のまま屋上に梯子で登ってきて、
主人公がいた事に気づいてぽろっとそれを地面に落としてから
凄く照れくさそうに笑うシーンになんかズキューンときました。
ギャップ萌えってやつなのか。


※画像はプレスを写メったものです。公式サイトはこちら(click)。

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