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PaingSoe「ワタシの好きなぼうりょく」
山田マサルさん演出、川尻恵太さん脚本。
とてもとてもとても面白かった。札幌にいて観れて良かった。
演出全体凄く面白かった。映像、音楽、舞台セット、テンポ。

暴力。
行きていく上で避けたくても避けられない行為。
理不尽だし痛いし好きな人は滅多にいない。
だけど、それによって人が生かされてる部分もある。
善意や愛情が意図せず暴力になってしまう時だってある。
そんな理不尽の理が見えたような、気がした。

アンケートにあった
「あなたの好きなぼうりょくは何ですか?」の質問部分に、
私は迷わず「人のためにつく嘘」と書いた。
他の人の答えも知りたい。

着席したら隣に、川尻さんのご両親が座った。
見かけるたびにものすごく優しいオーラを感じる。
ツイートや日記でたまに川尻さんがご家族について
書いていた内容を覚えていることもあり
よくわからないけど胸があったかくなった。
と思ってたらその隣に、「夜明け前」で主人公を演じていた
江田さんが颯爽と座った。
よくわからないけどどきどきした。
いやーーーーーー…
簡単には形容できないし説明もできない。
川尻さんの頭の中ってどうなってるんだろう?
発想力、構成力が本当に凄いと思う。
高校の時は殆ど勉強しないで、
演劇部の活動は熱心にしていたと言ってた。
新品の教科書を後輩にあげたって言ってて笑った。
そういう事なのかなぁ。

とにかく良い作品を観られました。またしても。笑って考えて。
帰って来てから音楽担当one cake size feathersの
あらいふとしさんのCDを聴いて、思い出して。
ふとしさんの曲は凄くいい。
歌詞カードを見なくても聴いてると歌詞が心に入ってくる。
2回以上聴くと頭にメロディがこべりつく。
ありそうで中々ない。そういう曲って。
(個人的にミイラズの曲も歌詞カード不要。聴くと入ってくる。)
私の顔を見て反応してくれて、嬉しかった。

隣にいた山田さんが最も感想を伝えるべき相手だったのに、
ふとしさんが反応したことに反応して「あーありがとうございます」
って声をかけてくれたのに、ほぼ何も話さなかった。
のを後悔したので、Twitterで感想を送った。
俳優の氏次さん、ツルオカさんと握手してもらって帰った。
ツルオカさんの手はクリームパンみたいに柔らかかった。
思わず「わぁ~やわらか~い」って言っちゃった。
ツルオカさん好きなんだよなぁ。
NONAIのアフターパーティーでDJやってた時凄い面白くて、
「夜明け前」でも凄い面白くて、今回も凄い面白かった。
ずっと気になる存在。

【主題歌:感謝の言葉を】
君の肌に触れて生まれた優しさに
君の声に触れて包まれた優しさに
僕はなんて言えばいいの
ねぇなんて言えばいいの
溢れ出す感情が頬を伝うから
当たり前と思わないよ
ねぇなんて言えばいいの

自分らしく生きるって決めたあの日から
傷つくことを恐れないし
傷つけることを恐れなかった
1人きりになることは覚悟してたのに
君の声に気付いたんだ
君のことに気付いたんだ

終わることなく笑い声が
僕の傍で聞こえるように
空に願えどこんな僕は
うまく言葉にできない

どれくらい言葉を並べてみても
伝えきれやしないほどのこの想いすべてを
忘れてしまわぬように今歌うよ
たとえ辛い暗い未来訪れても
乗り越えられるように

※画像はhanjiroにいるオウム。
何も買わず、常にくっついて寄り添う小鳥を
見つめること10分。そして何も買わずに帰った。
カップル?(あぶれてた一羽が切なかった)