dαchinbloggg:::-100411_0844~01.jpg
【本当は9月に書いた日記】
友達からよく「そういえばそんな事あったね、
よく覚えてるね」と言われる。
そんな私だから
特別な人の記憶は特に深く刻み込まれる。
普通なら時間と共に忘れていくような事も
私は忘れない。
無意識に大切にしたい記憶だから
忘れられないのかもしれない。
何をしてても自動的に思い出す日々が続く。
終わったことを思い返しても
その人の今が見えるわけじゃないし
ため息が漏れる事も多いのに
意味もなく思い出してしまう。
ただ愛しくて。
私の目だけが見たあらゆるシーンは
まだそこに在るように鮮明。
表情、目つき、
仕草、感触、体温、
伝わってきた感情、
自分の感情も褪せない。
誰にも見えない
誰も見たことがない
私だけの記憶。



三度目に両手でぎゅっと抱きしめられて
暫しそのままでいてくれた時
抱き返した身体も
繰り返し言ってくれた不器用な言葉も
その時初めて直に触れられた気がした心も
あったかくて心地良くて
ずっと触れていたかった。
今一番忘れたくない記憶。