
先日母から
「小さい頃いくら玩具与えても殆ど遊ばなかったよね。」
と言われました。
だちん「そんなに?子供は遊ぶでしょ」
母「遊ばない。」
だちん「遊ばないで何してんの?」
母「いつも絵描いてて、内容暗記するほど本読んだり、自分で物語書いたり、好きな映画と舞台を何回も観てた。」
だちん「……今とほぼ同じだ(笑)」
母「(笑)」
生まれつきの文系人間、だちんです。(友達と外で遊んだりもしてたよ!というフォロー)
子供の頃に繰り返し観た大好きな映画は、
完全なるファンタジー脳を形成する基盤に。
「ネバーエンディングストーリー(1)」「モモ」「グーニーズ」「バックトゥーザフューチャー」「メリーポピンズ」「OZ」「OZの魔法使い」「トータルリコール」「レジェンド」「34丁目の奇跡」「サンタクロース」「サウンドオブミュージック」「赤毛のアン(実写)」「グレムリン」他多数。あとディズニージブリ映画全般。
そして三歳くらいから繰り返し観てた劇団四季のミュージカル、
dreaming(青い鳥)のビデオテープが
再生しすぎで遂に切れ、
絶望の淵に立たされる事に。
嗚呼…猫…(猫役好き)
そんな私は今も札幌でも東京でも色んな舞台を観る機会が結構ありますが、
先日観た川尻恵太さん脚本演出出演の「夜明け前」というお芝居で、久しぶりにお芝居を心から面白いと思い
泣きました。
映画ドラマで泣くのは珍しくないけど
舞台ではあまり泣いたことがない。
でも、泣いた。
オープニングの演出と、あらいふとしさんの曲にまず鳥肌。
笑いっぱなしで、
たまにシリアスで、
ぎゅっと胸を掴まれるような。
まさに人生のような。
夜明け前というタイトルがぴったりの舞台でした。
沢山の要素を上手に組み上げるのがめちゃくちゃ上手いんだなぁ、川尻さん。
笑いのセンス抜群だし、シリアスとのバランスも絶妙。
ぶっちゃけ、誤解を恐れずに言うと、川尻さんの上司の方よりそういう部分テクニカルなんじゃないかとすら。
お世辞とか大袈裟な褒め言葉とか好かないんだけど、
マジで 天才 と思いました。
7月下旬少しお話した時に「これから四日で脚本書かなきゃ」と言ってた、
稽古の合間にライジング遊びにきてた結果が、これか!
凄いですほんと。
札幌でしか公演しないのが本当に勿体ない。